キクザキヤマブキ(菊咲き山吹) ~鯉幟立つ~
- 2018/04/25(Wed) -
菊咲き山吹181

菊咲き山吹のその名は花が菊に似てのこと。
牧野富太郎の命名だと。

花びらは細く、一枚一枚が離れ軽やか。
風吹けば枝は上に下に右左に振れる。

今、外に見える三軒には大きな鯉幟が立ち、毎日元気な音を届けている。

  枝かはすところ山吹花かさね (皆吉爽雨) 

菊咲き山吹182

菊咲き山吹183

菊咲き山吹184

菊咲き山吹185
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ヒメリンゴ(姫林檎) ~少年の日の思い出~
- 2018/04/25(Wed) -
姫リンゴ181

このところ、少年の頃のことをよく思い出す。

一面に白や朱の花が広がる野原で遊んだこと。
コウモリの棲んでいた薄暗い洞窟を友と探検したこと。
珍しい蝶を探し求めて林の中に入り、網で捕獲したこと。
カタバミの葉を絡めて引き合い相撲をしたこと。
桑の実をポケットに入れ、食べながら歩いて家についたとき、白シャツが青く染まっていたこともあった。
いろいろの名前は忘れる一方だが、こうした思い出はクリヤーな映像となって浮かぶから不思議だ。
学校生活でのいいことわるいこと含めてのあれこれも。
『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)が教科書に載っていたその前後の頃のことである。

「過去を振り返ることが多くなると歳を取った証拠だ」と言うが、たしかにそうかもしれない。

信州の花の春もさらに進む。
見れば姫リンゴにも花。

  白雲や林檎の花に日のぬくみ  (大野林火)
 
姫リンゴ182

姫リンゴ183

姫リンゴ184
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リキュウバイ(利休梅) ~「入りました」と~
- 2018/04/24(Tue) -
利休梅181

外出したついでに、いつもの茶舗に寄ってみた。
先日は「新茶があと一週間もすれば入ります」と言われ、お茶の購入を控えたのだった。
その予定にはまだ少し早い。

店主が私の顔を見て笑顔で声を掛けてくれた。
「新茶、今日入りました」
「お待たせしました」と両手に持って手渡してくれる。
覚えていてくれたのだ。
そして「すみません、いくぶん高めになっています」と付け加える。

新茶を受け取る私も自ずと顔が綻ぶ。
楽しみに待っていたのだから。
家に帰り、早速淹れて味わう。
やはりいい。

庭では利休梅が満開となっている。
 
  利休梅その下蔭の好もしき   (後藤夜半)

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利休梅183

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利休梅185
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ハナミズキ(花水木) ~花と水と木と~
- 2018/04/24(Tue) -
花水木180

やさしい花の心。

すんだ水の心。

たくましい木の心。

ハナミズキには空の青が似合う。

蝶が樹に止まっているかのよう。

  くれなゐの影淡くゆれ花水木  (小島花枝)

花水木181

花水木182

花水木183

花水木184
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ミヤマカイドウ(深山海棠) ~クリーニング~
- 2018/04/24(Tue) -
深山海棠669

この暑さならもういいだろうと、そう思ってクリーニングへ冬物を持って行く。
その素材や機能から一つひとつにけっこうな代金となる。

着るものについてはこれまでもだいぶ処分してきたつもり。
さらに選別をしなくては。

これから先、モノやヒトやコトに関わるさまざまなストックを減らすのがいい。
心の収納に入るだけに。

林檎に似た花を付けているのは深山海棠。

   郷の地を一途にふみて春暑き  (飯田蛇笏)

深山海棠674

深山海棠866

深山海棠859

深山海棠684
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ヤマブキ(山吹) ~振る~
- 2018/04/23(Mon) -
山吹181

山吹は古き時代には山振であったと。
たとえば高市皇子は「山振(やまぶき)の立ちよそひたる山清水酌みに行かめど道のしらなく」(万葉集巻8 158)と詠む。
花いっぱいになってしなる枝に風が吹くと、上下に揺れる様を「山振」と見立てたのだろうか。
また面影草の異名もありこれもゆかしい。
山路で見つけた黄金色の花にいとしい人の面影を…。

家に添うように山吹を植えてある。
やはり春風が通ると、その全体が振る。

   山吹の一重の花の重なりぬ (高野素十)

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山吹186
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ニワザクラ(庭桜) ~草刈り~
- 2018/04/23(Mon) -
庭桜180

庭桜は八重の花。
低い小枝にびっしり。
蕾はうすいピンクに包まれる。
それが開くとまっ白に。

行楽日和、イベント日和の日曜日。
しかし季節外れの記録的な暑さ。

私は家の下の河原に降りて草刈りを済ませた。
草払い機で2時間かかった。
熱中症にはならなかった。

   眼前の刈る草のほか何も見ず  (廣瀬町子)

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庭桜183

庭桜184
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