サザンカ(朝倉山茶花) ~蕾から花へ 色も移り~
- 2017/11/11(Sat) -
朝倉170

庭の東には白い山茶花。
朝倉という名。
蕾は桃色。
開くにつれ、白い色が現れる。
ふんわりの八重の姿になると全体は白無垢。
それでも外側の花びらにはわずかに淡い桃色を残す。
ほんのり少女の色をわすれないかのように。
奥ゆかしい。
   
  山茶花に咲き後れたる白さあり  (宮田正和)

朝倉171

朝倉172

朝倉173

朝倉174
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ニシキギ(錦木の紅葉と実) ~葉と実をくれなゐに染める小春~
- 2017/11/10(Fri) -
錦木2171

錦木の紅葉は色鮮やかな赤でとても美しい。
なるほど“錦”を名に与えられるほどと、目を惹き付けられる。
古くから多くの人に賞美されてきたことも首肯ける。
青空を背景にするとそれはいっそうに際立ち映える。

ところどころに珊瑚のペンダントを思わせる光沢を持つ小さな実もある。
昔の若い人たちはそれを愛する人へのプレゼントしたのではないかと想像したりする。

葉も錦、実も錦。
私も小春を感傷の紅に染める。

   錦木の実もくれなゐに染るとは (後藤夜半)

錦木2172 - コピー

錦木2173


錦木の実171

錦木の実172
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カリン(花梨の実・榠櫨) ~「今年はどうしよう」~
- 2017/11/09(Thu) -
カリンの実171

艶やかで大きな黄色い実。
枝にへばりつくようにしてカリンが生る。
先の台風ではいくつもが落下した。
それを持ちこたえたものたちだ。

収穫したものは砂糖煮にする。
一瓶食べ終わればまた新たに作りと、春まで食卓に上った。

「今年はどうしよう」と言っている。
ごしたくなってきたのか…。

  おのが香を庭に放ちて榠櫨熟れ (金子伊昔紅)

カリンの実172

カリンの実173

カリン漬488
                              (2017年1月20日の砂糖漬)
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ベニシダレモミジ(紅枝垂)  ~鮮やかさと長閑な刻~
- 2017/11/08(Wed) -
紅枝垂171

紅枝垂も色鮮やかな紅葉を見せてくれている。
表から眺めるのはもちろんだが、裏から見る葉姿も趣があり、好きである。
前の葉が下の葉に影を重ねる様などはなおさらである。

一匹の小さな蛾が細く切れ込む葉に留まる。
そうしたところにも秋の長閑な刻を感じたりする。

徒然なるままに…と、したためたくも。

  かざす手のうら透き通るもみぢかな  (大伴大江丸)

紅枝垂172

紅枝垂174

紅枝垂173
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ヤツデ(八つ手) ~おだやかに冬立つ~
- 2017/11/07(Tue) -
ヤツデの花171

八つ手に白い花。
小さな花びらは反り返って5枚。
蕊はぐんと外に突き出して5本。
その中では虻が遊ぶ

光沢のある青々とした大きな天狗の団扇。
一緒に花瓶に挿す。

今日は立冬。
暦は厳しい季節への備えと心積もりを促す。

   さかんなる八ツ手の花のうすみどり (星野立子)

ヤツデの花172

ヤツデの花173

ヤツデの花174

ヤツデの花175
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キイロヤマボウシ(黄色山法師の実) ~控え目な甘味~
- 2017/11/06(Mon) -
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黄色山法師の実が落ちている。
大きいのはピンポン球くらい。
小さいのはウズラの卵くらい。
見上げる木にはまだいくつも。

皮を剥いて食べた。
米粒くらいの種が数個入っている。
果肉には少しの粘りがある。
控え目な甘味だ。
素朴で野山を感じさせる。

子どもの頃もよくいろいろな木の実を採って食べた。
木に登ったり、石垣の上からだったり。
環境も変わり、その時とはものは違っているが今も同じように楽しむ。

  よろこべばしきりに落つる木の実かな  (富安風生)

黄色ヤマボウシの実171

黄色ヤマボウシの実172

黄色ヤマボウシの実173
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ハナノキ(花の木) ~色もみ出づる~
- 2017/11/05(Sun) -
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庭の花の木も紅葉してきました。
まだ少しオレンジが多いですが、この先赤く染まっていくでのしょう。

前回の台風でだいぶ散ってしまいました。
でも残る葉はいつもの様に色を揉み出してくれています。
虫食いのもありますが、それはそれでの趣です。

毎年、数枚を採って本に挟みます。
意味はありません。
ただそうしたいのです。
そうする自分でありたいのです。

   手に拾ふまでの紅葉の美しき (和田順子)

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ハナノキ173

ハナノキ174
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