
昨朝は氷点下3.2度、今月一番の冷え込みだったかも知れない。
木々を集め火を起こしながら、庭や畑の片付けをする。
分厚い防寒具、ネックウオーマー、深めの帽子、冬用の長靴で身を包む。
重ねて履いた靴下を通してからも、土の冷えが足に伝わる。
厚手の手袋をしていても作業をする手はすぐに悲鳴を上げる。
数分おきに焚き火にあたっては作業をするを繰り返す。
ジョウビタキはそんな私を応援するかのように近くの枝で声を出す。
ようやく、山脈(なみ)を越した朝陽が庭に届く。
一休みしてぐるりを歩く。
花姿を僅かに残すのは薔薇と菊。
後はセピアの写真のような世界。
近寄ると、薔薇も菊も霜を纏っている。
しっかり着込んだ私と霜を黙って受ける薔薇と菊と、そしてジョウビタキ。
見上げる青空には一本の飛行機雲が西に向かって伸びていた。
ほゝつゝむ手の冷たさにうづくまる (高木晴子)

