
♪卯の花の 匂う垣根に♪
♪ほととぎす 早も来鳴きて♪
♪忍音もらす 夏は来ぬ♪
うちでは利休梅の下で咲いている。
それはほのかに香りがする。
ところでホトトギスにはいろいろな字があてられる。
不如帰、子規、時鳥、杜鵑、蜀魂、杜宇。
そして夭逝の俳人もその一つを号に。
その句に
押しあうて又卯の花の咲きこぼれ (正岡子規)
昨日は庭に大きな青大将がいた。
でーんとして動かない。
何しに来たのだろう。
苦手なので遠巻きに避けて通る。
家人は平気でその横を通る。
早朝に杜鵑嬉し思わず聞きなし真似て声合わせ (居山聞涛)





