
庭の周りには紫露草。
白から赤まで色を違えて。
三枚の花びらはそれぞれ丸味を帯びたり三角に近かったり。
そして6本の雄蕊と多くの繊毛。
それにいろいろな昆虫が引き寄せられる。
中には脚に花粉団子をつけている蜂も。
花は朝に開き、午後には萎む。
午前のやわらかな光が好きらしい。
小諸の友人からメール。
「午後一時頃、妻と二人で訪問します」と。
彼とは学生時代、同じ研究室。
そしてまったくの偶然、就職したのも同じ職場。
奥さんもその時の同僚。
長い付き合い。
家に来るのは10年ぶりか。
いろいろに話が聞けそうで楽しみ。
メール来て情熱の友のいることのありがたきを思う話せばいつも青春 (居山聞涛)








