冬の山(中央アルプス南部) ~晴天に誘われて~
- 2022/01/11(Tue) -
中央アルプス南部

天竜川を挟んで、西に中央アルプス南部の山々、東には南アルプスの北部の山々が見える。
陽が昇った後の朝は中央アルプスを、陽が回った午後からは南アルプスを眺めるのがいい。
それぞれにコントラストのある陰影が雪の稜線や山容をくっきりと浮かび上がらせる。

道に立ち、中央アルプス南部の雪嶺を望む。
正面に摺鉢窪カール。
それを挟む形で左手(南)に南駒ヶ岳と右手(北)に赤椰岳。
さらに南側には仙涯嶺、北側には丸い頂の田切岳となだらかな空木岳が延びる。
いずれも2,800前後の嶺々。

太古の昔からそこに悠然と聳え立ち。
厳しさと優しさを備えて。

昨日の朝、晴天に誘われて。

   冬山を眺む我が生をすべて見られている気がして (居山聞涛)

摺鉢窪カール

南駒ヶ岳2841

赤椰岳2798

田切岳784

空木岳2864
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コメント

間近に山を見るという環境に住んだことがないので、連なる山々を見ると敬虔な気持ちになりますね。「山懐に抱かれて」と言いますが。見られてもいるし、見守られてもいる…。いい加減には生きられないぞ~ですね。
新しい年の山々。「神なびる」という言葉も思い出しました。
2022/01/12 01:42  | URL | 森のいずみ #-[ 編集] |  ▲ top

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