バラ(薔薇・モーツァルト) ~もの思う刻~
- 2020/06/14(Sun) -
赤いミニバ021

六月のある日の目覚めのあとに、ふと過去の物語を捲る。

胸の奥深くに幾重にも秘された想い。
季節ごとの光と風の中で交わされたことばの香り。
あるいは清貧と欲望。
あるいは他人と自分へのダブルスタンダード。
あるいは多重人格。
私は私でいて決して私ではない罪と罰。

そしてまた、何事もなかったかのように今日も日常を営む。


中を白にする小さなピンクの薔薇が房状にたくさん咲く。
それはモーツァルトといったか。

   激怒する体温の渦バラの季節  (佐藤鬼房)

赤いミニバラ022

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