
「栗ご飯にするので皮を剥いて~。渋皮は少し残っていてもいいから」
20余の栗が入った小さなボウルを渡される。
家事に協力的なやさしい夫は「はい」と二つ返事で素直に栗を剥く。
今秋も多くの実りがあり、いろいろにして味わうことができた。
そして10月下旬、その残りを3袋に分けて冷蔵庫に保存した。
剥いたのはその一つ、あとの2つは正月用に使うという。
季節外れの栗ご飯。
冷蔵していたわりには香りも甘味も十分に保たれていた。
長年、栗拾いと栗剥きは私の仕事。
いつも楽しいと思う。
栗飯にする栗剥いてをりしかな (安住敦)



9月中旬の実り
9月下旬の栗拾い
10月初旬の虫抜き