イチョウ(裸公孫樹) ~心委ねて~
- 2019/12/07(Sat) -
裸銀杏191

裸になった公孫樹を見ていると気持ちがいい。
凜として、その上、力強さがあって。
そこには過ぎ去った時ときっぱりと訣別したかのような潔さえ感じられる。

テレビの中である方が語られた言葉が耳に残っている。
「過去を振り返ってばかりいると、やり遂げたことを喜ぶよりもやり残したことを悔やんで過ごすことになる」と。
冬の公孫樹からもそんな言葉が聞こえてきそうな気がする。

見ればすでに枝には小さく膨らむ冬芽。
前を見据えて。

   冬帝に心委ねて行くことに  (稲畑汀子)

裸銀杏193

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