ネコヤナギ(猫柳)
- 2008/03/25(Tue) -
ねこやなぎ

 
アトリエの南の窓からは手の届くところに猫柳が見える。
あの銀白に輝いていた柔らかな毛が形を変えて大きなふくらみとなり、花の顔になった。
黄色い花粉を付けたしべが、それぞれに向きを変えて楕円の輪郭のまま伸びる。
それが、化粧したかのような美しい表情を見せる。

暫く眺めていると、蜜蜂がやってきた。
盛んに嘴をのばし蜜を吸う。それがよくも伸びるものだと思うほど長く伸びるのだ。
一つ二つと好みの密を求め、場所を移しては移り飛ぶ。
花は花として命を紡ぎ、蜂は蜂として命を繋ぐ。
そこに命の行き交いを観る。

きのふけふ大きな入り日猫柳 (高田秋仁)

この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<ジンチョウゲ(白花沈丁花) | メイン | 紅梅(一重咲き)>>
コメント
こんにちは!
猫柳

こんなにマジマジと見たことないですね〜こんなになってるのかぁ〜

なんか
かわいいですね〜o(^-^)o
2008/03/25 13:38  | URL | 薄雪草 #-[ 編集] |  ▲ top


あっ!
私が買ってきた猫柳と一緒です。

絵を描きたくて買ってきたのですが
日々変化していく姿を見たのは初めてで
感無量でした。


2008/03/25 14:31  | URL | ☆萬華鏡☆ #Dj3FGJNU[ 編集] |  ▲ top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://hiougi.blog93.fc2.com/tb.php/436-bb76e9b5
| メイン |