砂紋 ~石庭の侘び寂び~
- 2019/01/31(Thu) -
砂紋191

家の横は川。
四季の草花と同様、川もその時々で種々の表情を見せる。

昨日、庭から見下ろしたとき、きれいな砂紋を見つけた。
降りて近寄って見た。
履かれたような美しい曲線。
まるで京都の古刹の石庭を思わせるようだった。
上流、下流にも目を遣ったがあるのはそこだけだった。

少しの侘び寂びの境地。

砂に埋もれた一枚の枯葉。
刺さる一本の葦。
角が取れ、丸みを帯びた石。
それぞれから見える言葉。

一月が終わる。
珍しく自分を褒めたい月となった。

  冬の川考へ深く流れをり  (岡本眸)

砂紋192

砂紋193

河石191
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コメント

狭い面積でしょうけど、無限大の広がりを思わせます。
陰も深い淵のよう。
2019/01/31 15:22  | URL | 森のいずみ #-[ 編集] |  ▲ top

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