
11月も中旬、七十二候では“地始凍”(ちはじめてこおる)の候だと朝のアナウンサーが教えてくれていた。
冬に向かう様々な現象が現れ来るを示す。
しかしこのところ、いつもに比べてまだ暖かい日が続いている。
当地で霜柱など見られるのは当分先のようだ。
気象予報士は今年は暖冬で、加えて大雪も心配されると解説する。
北海道の初雪は例年より20日ほどの遅れでようやく昨日観測されたのニュースも。
とまれ、そんなこんなの情報に促され、そろそろ冬への備えを進めなくてはの思いも駆ける。
ところで「秋」の語源にはいくつかあって、その一つに「紅(あか)」が転じたとする説もあると知る。
深まる秋に満天星躑躅も紅く染まる。
晩秋の誰が私を暖める (高澤晶子)




