
車を運転し、日帰りで東京へ行ってきた。
学生時代の友人と六本木で会った。
1時間少し、話ができた。
彼の丁寧な言葉遣いとゆっくりとしたやわらかな話ぶりは若い頃と変わらない。
懐かしい昔話、そして互いの現況に花が咲く。
私の用事の都合もあって、メールアドレスを交換し、再会を約束して別れた。
建築真っ只中の新国立競技場(オリンピックスタジアム)を左に見ながら、外苑入口で首都高に乗る。
新宿、幡ヶ谷、永福と過ぎ、そのまま中央道に入って高速を走らせ、家に着いたのはすっかり暗くなった午後7時半過ぎ。
往復503㎞。
早速メールが届いていた。
互いの時間を埋めるかのような思いが入った長い文面だった。
今日、数十年ぶりに〇〇さんとお会いでき、とてもありがとうございました。
……
本場の美味しいシャインマスカットなどを頂き、恐縮いたしました。
……
奥様にもよろしくお伝えください。
……
それでは、またね!ありがとう!
少し疲れもあり、風呂夕食を済ませて早めに寝たのでまだ返信していない。
今日の朝食後に送ろう。
コスモスの揺れ返すとき色乱れ (稲畑汀子)



