アンズ(杏の花) ~思い出すことなど~
- 2018/03/31(Sat) -
アンズ181

学生下宿の古木に咲くその薄桃色の花に初めて出会って以来、杏にはいくつかの思い出がある。
何十年も前のことだったりするのに、それぞれの場面や状況は脳裡に映像となって鮮明に浮かぶ。
懐かしさというだけでは片付けられない胸の奥底に染みこんだ深い繋がりなど。
杏は私の青春の一頁から続く時の流れを心に刻む木。

三月も去る。
「生」をトントンと片付け、内も外も整える。
四月というその特別の響きにうまく対応できるように。
 
   花咲くといふ静かさの弥生かな (小杉余子)  

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コメント

下宿での杏の思い出は以前に読んだことがあって、(童話のようなお話でした) それ以来、私にもその話が杏の思い出になりました。

たくさんの花をつけた枝えだが空に伸びて、空が埋め尽くされそう。むせかえるほどの春ですね。
2018/03/31 07:23  | URL | 森のいずみ #-[ 編集] |  ▲ top

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