
そろってお墓参りをした。
予定してあった先の春分の日は雪で行けなかった。
やはりお彼岸をそのままやり過ごすことは心中、立たぬ思いになる。
家から歩いて30分ほど、正面に南アルプス、眼下には天竜を眺めるところにある。
用心のためマスクをしていたが、やはりくしゃみと鼻水。
天気も良く、爽やかな春の風もあればいたしかたない。
道々には梅の花。
蕾の膨らみぐあいを見れば桜も近い。
家に戻ってはくしゃみと鼻水に目のかゆみも加わる。
困ったものだ。
黒紫のクリスマスローズがある。
奥には黄緑がのぞく。
月日過ぎただ何となく彼岸過ぎ (富安風生)

