
きのうは町立中学校の卒業式だったようだ。
多くの祝福に包まれながら、万感を胸に一人一人証書を受け取ったのだろう。
私の場合、大きな中学校だったので、卒業証書は学級毎の「総代」が代表で受け取っていたように記憶している。
男子は丸坊主に学生帽と詰め襟の学生服、女子はセーラー服、それ以外の細かな様子はあまり覚えていない。
数十年前のこと…、卒業写真を見れば生意気な中学生だった気がする。
暖かな日和が続き、八重の紅梅も開く。
香りが広がる。
人生の学び舎には卒業はない。
うすきうすきうす紅梅によりそひぬ (池内友次郎)



