ツキミソウ(月見草) ~またその姿を~
- 2017/10/02(Mon) -
月見草2171

月見草は夏にいくつか咲いた。
それは夕刻だったり、あるいは明るくなる前の朝に少しずつゆっくりと開いた。
その花の時はとても短く、哀れと儚ささえ感じさせる。

季節は進み、その存在をすっかり忘れてしまっていた。
その姿が昨日一輪あった。
ひんやりとした秋の早朝なのに、と思いつつも嬉しくなった。

しばらくの後、作業の手を休めてお茶を手に再び見ると閉じ始めていた。
そして、午後になると白い花は色をピンクに染めて萎んでいた。

蕾がまだ一つある。
これもきっと今日か明日のうちだろう。
朝か夕のいずれになるか…。

    開くとき蕋の淋しき月見草  (高浜虚子)

月見草2172

月見草2173

月見草2174
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コメント

月見草は色を変えてしぼむんですね
今まで元々ピンクの花がしぼんでいるとばかり思っていました。、酔芙蓉の色の変わることは知っていましたが、・・・・まだまだ知らないことばかりですね。もっとゆっくり自然と暮らさねば。
2017/10/02 08:27  | URL | miya #rhWn4Hc6[ 編集] |  ▲ top

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