ナシ(梨の花) ~梨の花が好き~
- 2017/04/26(Wed) -
梨の花171

梨も真っ白な花をほぼ満開に。
その中に赤い蘂がちょんちょん。
可憐と気品が同居する。
そばには赤みを帯びたやわらかな若葉。

『枕草子』 では梨の花について、次のように述べる。     (「木の花は」第三十七段)

梨の花は、じつに無風流なものとして、眼に近く鑑賞することもなく、ちょっとした手紙を結ぶためにさえ用いない。
愛らしさに欠ける女性の顔などを見ては、この花を喩えに引いたりするのも、そう言えば実際、葉の色からして面白みもない。
が、唐土では無類の美花として、漢詩にも詠じている。
やはり、いくらなんでもそれなりの理由があろうと、よく見てみると、花びらの端に、美しいつやがあるかなきについているようだ。
楊貴妃が、玄宗皇帝の使いの道士に会って泣いたという顔に寄せて、「梨花一枝、春、雨を帯びたり」などと詠んでいるのは、
並一通りのことではあるまいと思うと、やはりきわめて素晴らしいこの上ないと思われる。             (藤本宗利監修より)
                                                                                                                                          
私は花付けをした。
受粉作業のことをここらではそう言う。
器に入っている黄色い花粉を梵天に取って、雌花に丁寧に付けていく。
風もなく天気にも恵まれて、作業も捗った。
初秋の実りを思い浮かべながら、2時間ほどで終わる。

  青天や白き五弁の梨の花  (原石鼎)

梨の花172

梨の花173

梨の花174

梨の花175

梨の花176

枕草子梨の花1

枕草子梨の花2
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コメント

梨の花、初めてです。可憐ですね。東西で取り上げられる花ならついみいってしまいます。

梨の花は、吉野せいの文章に強烈な印象のあるものがあって、きょうは見ることが出来てほんとによかった。
2017/04/27 05:20  | URL | 森のいずみ #-[ 編集] |  ▲ top

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