シロハラ(白腹) ~四月一日という日~
- 2017/04/01(Sat) -
シロハラ171

辺りが白みはじめた頃から聞こえる、キョッキョッの声。
その主はシロハラである。
そう、彼もまた朝がきわめて早く、このところ欠かさず毎日のことだ。

だいたいはぴょんぴょんと跳びはねながら地面を動き回っている。
やっていることは嘴を使って落ち葉のかき分け。
中に潜んでいる虫たちを捕食する。
彼が通り過ぎたあとの周りはいつも葉が散乱している。
私は竹箒を持つ。

名が示す通り腹部を白くするが、全体には茶褐色で、今の時期の葉色に紛れてあまり目立たない。
渡りの冬鳥で、この先さらに春らしさが増すと、北の大陸へと戻っていく。
その体力を付けるためにも十分の栄養を摂るがいい。

さて、年度替わり。
時間は昨日と変わらず時を刻んで繋がってはいるが、やはり四月という言葉の響きは特別にわくわくさせるものがある。
私も脳に気持ちのいい汗をかけるように…。

そして、空に向かって「おかあさん、四月一日ですね」と、沈丁花と三椏を毎年剪る日。

   鶏鳴に起され四月はじまりぬ  (菖蒲あや)

シロハラ172

シロハラ173
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