
雪が降りました。
雪かきをしました。
1時間少し掛かりました。
汗も少しかきました。
休みました。
部屋で音楽を聴いていました。
役場からの納税通知書が届きました。
これからの納付額が月1万円の増になるとの事でした。
「雉鳩が来ているよ」と言うので硝子越しに外に目を遣りました。
雪はところどころに残るものの、だいぶ溶けて地面が顔を出しています。
雉鳩が臘梅やクリスマスローズの辺りを首を下に向けて歩き回っています。
食べるものを探しているようです。
何かを見つけて口に運びます。
今頃、虫がいるわけもありませんし、土の上には何もありそうにないのですが。
それにしても寒い中でも食を得なければならない雉鳩も大変だと思います。
そんな様子で7分ほど居たでしょうか。
そこへ鵯の声です。
雉鳩は慌てて飛び去りました。
「干し柿食べる?」
「そうだね」
「いくつ?」
「ひとつでいい」
湯上がりの爪の手入や小正月 (鈴木真砂女)



