マユミ(檀の紅葉) ~うまい生き方~
- 2016/12/06(Tue) -
マユミ紅葉161

一人の静かな時間。
書き留めた言葉などを読み返す。

ひろさちやさんは説く。
 おいしいものを食べることと、おいしくものを食べることとは違う。
 たった一字だがその違いは大きい。
 おいしいものを食べようとすると金がかかり、場所も選ばなければならない。
 だが、おいしくものを食べようとするにはそんな心配はない。
 高級レストランへ行かなくても、家族みんながその気になればすぐにおいしく食事ができる。
 同様に生き方にも発想の転換をすればいい。
 楽しい人生を生きたいと思うのでなく、楽しく人生を生きたいと思うことだ。
 これもたった一字の違いだが、この逆転の発想をすれば、きっと肩の荷が下りたような気になり、気持ちが楽になる。
 そう考えると毎日の生活が楽しくなる。
 どんな人でも工夫次第で人生を楽しく生きることはできる。
 貧しい人は貧しいままで、失業中の人は失業のままで、人生を楽しく生きることができる。
 今ある自分は今ある状態でしかない。
 自分の不幸を嘆き悲しむより、その状態で楽しく生きるようにしよう。
 それがうまい生き方だ。                              ―(ひろさちや 『ほどほど人生論』 より)―

心で分かっていてもなかなかうまくいかないが。
そうつとめる。
冬は心の根を張るとき。

紅葉の檀に夕日が差す。

  木枯らしに夕日浮かべる信濃口  (飯田龍太)

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