コムラサキシキブ(小紫式部) ~サルが…~
- 2016/10/15(Sat) -
キムラサキ161

早朝のバスで東京へ出掛ける家人を乗せて家を出た。
空気はかなり冷え肌寒く、車内に暖気を送る。
走らせて一つ目の信号を右折したところで、道に動く物が。

「あっ、サル、サル、サル…」。
徐行する。
身を屈めるようにした彼は手に何かしらを抱えている。
そこは山栗のあるところ、きっとその実を拾っていたのだろう。
見ると、道上の斜面にもう2匹がこちらを見下ろしている。
きっと家族だ。
家からおよそ250㍍ほどを過ぎた場所。
こんな近くで見たのは初めてのことだ。

以前、家の葡萄のほとんどを何物かに取られたことがあった。
「もしかすると葡萄を取ったのもサルかもしれないね」
助手席で家人がふと思い出すように話した。

5分もしないうちに、高速バス停に着く。
町場より一段高いそこら一帯は今時期を迎えている梨と林檎の果樹園が広がる。
何気なく辺りを見渡す。
サルはいなかった。

家に戻り、落ち葉を掃く。

コムラサキは艶やかないい色である。

 冷たしや式部の名持つ実のむらさき  (長谷川かな女)

コクラサキ162

コムラサキ163

コムラサキ164
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