タカノハススキ(鷹の羽薄の花) ~十五夜と薄と~
- 2016/09/17(Sat) -
鷹の羽薄0160

古い友人から十五夜のことを綴った文が届き懐かしく読む。

もう何十年も前の子どもだった私達。
材料を集め、力を合わせて、獅子を作る。
地区を練り歩き、家々に寄って舞いを披露する。
厄除けの意味があったのだろう(か)、歓迎される。
声を合わせた独特の節に乗って、獅子は寝たり起きたり跳ねたり。
各戸からはそのお礼にお菓子やお金を獅子の口の中に入れる。
小さい子も含め、あとでみんなで分ける。
年に一度の子どもだけが味わうことのできる楽しみと特権。
蘇る情景と共に、廊下に置かれた母のお供えも絵になって浮かんできた。

十五夜に挿したのは鷹の羽薄。

目を凝らせばごく小さな花が並ぶ。
白糸をもって垂れる黄色い雄しべ。
まゆはきのような紫毛の雌しべ。
薄の花には花びらはない。

これらはしばらくして銀白の穂に。

秋と薄。
秋に友。
母、子ども、思い出と郷愁。

  花薄風のもつれは風が解く (福田蓼汀)

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