ゲッカビジン(月下美人) ~一夜かぎりの美しき人の香りに包まれて~
- 2016/09/13(Tue) -
月下美人3163

夜風を取り込んでいた窓を閉め歩く。

襖を開け、和室に入る。
芳香が部屋に充満している。

それは花開く月下美人が放つ一夜かぎりの妖しい香り。
夕刻、そろそろ咲く頃かと、そこへ移動しておいたのだった。

床の間には朝顔の絵軸。
朝時花と一夜花の取り合わせ。

時刻は9時を回る。
夜化粧を重ねる美女の顔はいっそう艶やか。
一つひとつの花びらはやわらかに羽を広げる。
雌蕊はくねる。
一段と芳しさを増す。

10時、私の瞼は重くなる。
おやすみの挨拶して襖を閉じる。

  今一度月下美人に寄りて辞す  (森田純一郎)

月下美人3161

月下美人3162

月下美人3164
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
<<スイカ(西瓜) ~畑にはまだ…~ | メイン | ヒガンバナ(彼岸花) ~狐花、天蓋花とも言うんだって~>>
コメント
月下美人
月下美人の開花の様子観たことないですし、
こんな妖艶な画像もそれに文章にも、、始めてです。
10時にお暇なさったようですが、
明け方までくねり、芳しさを漂わせるのでしょうか?
ひつこく追ってはダメなのでしょうか?(;´∀`*)
2016/09/14 00:24  | URL | mirro #HfMzn2gY[ 編集] |  ▲ top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |