サルスベリ(百日紅) ~記憶が蘇る~
- 2016/08/15(Mon) -
サルスベリ161

少年の頃、よく木に登って仲間達と遊んだ。
大きく広がる枝をサルのように移り渡って楽しんだ。
思えばよくも落ちて怪我しなかったものだ。
自分たちで何が危険で、どこまでが許されるかを子ども同士が考え判断していたのだろう。
今では木登りする子の姿はほとんど見られなくなった。

金田一春彦はその著『ことばの歳時記』で、サルスベリについて次のように記す。
 サルスベリという名前の由来は、ツルツルしているので、猿も登って滑りそうだというのであるが、枝ぶりはまことに登るには 
 格好といった風に伸びていて、子どもたちにとってはこれほど登りやすい木はない。
 ジャングルジムのなかった時代には子供にとって絶好な遊び場だった。

木の花は春から初夏にかけて咲くのが多い。
サルスベリは夏の暑い時期にそのちりちりした花姿を見せる。
庭でも今が盛りである。
登れる太さではないが、この赤い花を見ると木で遊んだ少年の記憶が蘇る。

   炎天の 地上花あり 百日紅 (高浜虚子)

サルスベリ162

サルスベリ163

サルスベリ164
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