ツキミソウ(月見草) ~一夜花の営み~
- 2016/08/02(Tue) -
ツキミソウ160

昨日のことである。

きっとそうにちがいない。
予感がしていた。
蕾に少し白い色が見え始めていたからだ。

雨が降り出す。

紅茶を片手に『モネ』を捲る。
バックには武満徹の『翼(Wings)』。
時計は午後5時を回っている。
雨の中でも咲くのだろうか…気になる。

1時間程して再び外に。
開きかけている。
月見草一輪。

傘を差してその様子をじっと眺める。
5分、10分、20分…。
徐々に形は変わっていく。
それはスローモーション。
雨が花を重くし、茎は下を向く。
6時45分、およそ開いたところで見るのをやめることにする。
気がついたら屈んでいた背中は濡れていた。

そして今朝午前3時。
薄紅色になった花は雨粒を乗せて萎んでいた。

一夜の花がくれた夏の時。

  月見草ひらかんと身をよぢらせて  (青柳志解樹)

ツキミソウ161

ツキミソウ162

ツキミソウ163

ツキミソウ164

ツキミソウ165
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