ニシキギ ~寄り添うかのように赤い実が二つ~
- 2007/11/13(Tue) -
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錦木の紅葉はとても美しい。目にも色鮮やかな紅色である。このように揃ってきれいに紅葉するところから、この木には美しいものをたとえていう錦を冠する名がついたようである。また、錦木紅葉(にしきぎもみじ)ということばもあるように、古くから多くの人の目を惹き付け賞美され、句を詠む人にも季題として取り上げられてきた。

この晩秋に赤い実がぶら下がってつく。見ると二つはまるで寄り添うかのようである。熟すと縦に割れてつややかな種が出る。
この後葉はすべて落ちて、またあの羽を張り出したようなおもしろい形をしたコルク質の枝をさらけだす。


  錦木の実もくれなゐに染るとは ( 後藤夜半 )

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コメント
おはようございます!
これも初めて見ました!
いい名前ですね

一体どのくらいの種類の木々や草花があるのですか?
びっくりします。
2007/11/13 08:25  | URL | 薄雪草 #-[ 編集] |  ▲ top


この季節いろんな実が目に入りますが、初めて見ました。ステキです♪ 羨ましく拝見しています。
木の実等、色々な実に出会う度に小さな命に触れたような気がして切なくなります。
命の神秘、自然の神秘を感じる季節です。
2007/11/15 13:38  | URL | *萬華鏡* #Dj3FGJNU[ 編集] |  ▲ top

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