セッコク(石斛) ~土の上で咲いた~
- 2016/05/26(Thu) -
セッコク162

このセッコクを手に入れたのは確か数年前のことだった。
植える場所は霞桜の又にした。
それからずっとそこで咲いてくれていた。

この花が咲くのを見て、私は去年次のように記していた。

  そうでした。
  そこにあるのを忘れていました。
  カスミザクラの幹が分かれるところです。
  樹皮が取れ、少し洞もできているところです。
  セッコクが花を咲かせていました。
  薄いピンクが二輪です。
  目立たないところに目立たない花。
  でもそこが一番のお似合い。
  それぞれにそれぞれの居場所。

   石斛や桜の洞のはざまかな (あや)

今年三月、大きくなりすぎた霞桜を伐り倒した。
到底、自分の手に負えるものではないので森林組合に委ねた。
二日がかりで切り株の姿になった。

そう、伐る前に霞桜から移動させ、福寿草のそばに植えたのである。
それがこうして土の上で咲いた。

少し元気がないように見えるのは、本来の居場所でないからなのだろう。
もともと着生蘭であるこの花にとって、一番生き生きできる環境はやはり木の上。

庭を見渡した。
渋柿にかっこうの又がある。
咲き終わったら、そこへ移してあげよう。

セッコク161
2015/5/21 霞桜の上で咲く石斛
セッコク152

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