アセビ(馬酔木) ~届けられた旬の香り~
- 2016/03/12(Sat) -
アセビ3121

訪ねてきたのは義姉だった。
「フキノトオを天麩羅にしたので」と。
まめである。

庭を見渡す。
「もう馬酔木が咲いたんだ」
「赤いのね」
「春日大社を思い出すわ」
行動派の歌人で、全国各地をよく旅している。

帰り際にまた声がけ。
「温かいうちに食べてね」
「また二人でお出かけて」

折々のやさしい心遣い。
お一人暮らし。
本来は逆でなければいけないのに。
馬酔木の横で車は切り替えされて、スムーズに出て行く。

見送った後、垂れるピンクの花序を手に持つ。
口をつぼめた形は鈴蘭にも似て愛らしい。
また一つ、春の色、春の形が加わる。

花言葉に「二人で旅をしよう」「いつもあなたと一緒」「清純な心」「献身」など。
そろそろ明るい色を纏って春探しのドライブなどいいかもしれない。

  来し方や馬酔木咲く野の日のひかり   (水原秋桜子)

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コメント

一つ一つは 鈴蘭に似て可憐だけど
全体のボリュームには 圧倒されます♪

そんな たわわな馬酔木の花陰で 客をお見送る
素敵な光景が浮かんで来ます♪

2016/03/12 16:31  | URL | 優 #-[ 編集] |  ▲ top

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