ツバキ(椿) ~「いっぽ」~
- 2016/03/11(Fri) -
シロツバキ3111

そして、私は『いっぽ』を書いたのでした。
あの春、三月のことです。

  いっぽ
  いっぽ
  いっぽ
  いっぽいっぽはちいさいけれど
  いっぽがなければつぎへはすすまない
  いっぽがうしろにみちをつくる

  いっぽ
  いっぽ
  いっぽ
  いっぽいっぽはちいさいけれど
  いっぽをつなげればどこまでもいける
  いっぽがたしかなみらいをつくる

  ただうしろのあしをまえにうしろのあしをまたまえに

  いっぽ
  いっぽ
  いっぽ
  いっぽいっぽをそろえてふみだせば
  ひろくてながいおおきなみちになる

  いっぽ
  いっぽ
  いっぽ
 

今年も春、三月です。

白い椿が咲いています。

東北の春はまだ厳しい寒さなのでしょう。

けっしてあの春の出来事を忘れないように、ひとり『いっぽ』を歌います。

  流れ得ざる水の淀みの椿かな (正岡子規)
 
いっぽ

シロツバキ3112
この記事のURL | 日常・おはなし・他 | CM(0) | ▲ top
<<アセビ(馬酔木) ~届けられた旬の香り~ | メイン | クリスマスローズ(Christmas rose) ~春に三日の晴れなしと…~ >>
コメント
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
| メイン |