カリン(花梨) ~桜餅を食べる~
- 2016/02/11(Thu) -
籠のカリン

「カリン捨てておいて」と言って車で出掛けていく。

シロップ漬けなど、いろいろ作ってくれたのである。
それがまだ何本かの瓶に詰まって並んでいる。
食事と共に出され、少しずつ食べる。
いよいよえらくなったのだろう。
今期はもうそれで十分。
籠の中にはまだたくさんが出番を待っていたのだが。
来る秋の実りを楽しみに待つとする。

小柿の根元にまとめて捨てた。

一時間程経ってから、「桜餅、買ってきたよ」と。
いつもの隣の市の和菓子屋へ行ってきたらしい。
その店の桜餅は美味い。
季節を先取りし、早速食べる。
色、香り、味と目に鼻に舌に春を感じさせてくれる。
「まだあるからね」
何種類かを箱詰めにしてもらったらしい。
和菓子党である私には嬉しい。

この先大きな事が待ち受ける。
懈怠の心を生じさせてはならない。
見通しを持って一つ一つを着実に進める。

  わが妻に永き青春桜餅  (沢木欣一)

かりんシロップ漬け

桜餅
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