
南天の赤い実が艶を増し、いっそう鮮やかになってきました。
ところどころなくなっているのは鳥が食べたあとかもしれません。
葉はまだ色づきが始まったばかりですが、しばらくすればそれらも真っ赤に染まるのでしょう。
房状に実った丸い南天の実を見ると、年の暮を自覚します。
カレンダーは1年最後の月です。
予定を書き込んだ11枚の過去。
どれだけのことを進められたのか…。
そして来年の新しいカレンダーも掛けました。
「もう」と感じ、「まだ」と言い聞かせ、「また」と思う12月の始まりです。
実南天二段に垂れて真赤かな (富安風生)


