カネノナルキ(花月・クラッスラ)  ~うっすらとした気持ち~
- 2014/12/25(Thu) -
花月253

盲目の若きピアニストの演奏を映像で見つつ、静かな夜を過ごす。
彼の暗闇の世界にはどんな聖夜が映っているのだろうか。

    「冬 」 八木重吉

  冬の
  うっすらとした気持ちに触れば
  一途な安らかなちからがわかるだろう

部屋にはカネノナルキが咲く。

ふと思い浮かぶのは、貧しくとも清く優しく美しい、「長い髪と金の鎖」の愛の形。
そして「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」。

   胸の奥に鎮魂の歌聞く聖夜かな  (あや)

花月252

花月251
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