
我が家のアイドル、レオパ君です。
9年目の冬になります。
君付けをしていますが、実際のところ雄だか雌だかはよく分かっていません。
昼間は寝ていることが大半ですが、時々外に出されていじられています。
たまにエプロンのポケットの中に入れられて台所に立つこともあります。
きっと迷惑なんでしょうけど。
喋らない、啼かない、噛まない…性格はきわめて大人しく穏やかなのです。
動きもスローです。
そのつぶらな瞳がまたなんとも可愛いのです。
世話しているのは家人です。
で、彼を作りたくなったんですね。
私ではありません。
手がけたのは本来の飼い主さんです。
まずは石粉粘土で造型をします。
一番いい動きを捉えて形を決めます。
見て作るのですが、当然のことながらポーズを固定してくません。
それでもなんとかできました。
次はシリコンで雌型取りです。
脚は細かいので四分割にします。
そしてポリウレタン樹脂(レジンキャスト)を流し込みます。
型から外し、ルーターで細部を削り整え、最後に白いスプレーで着色して仕上げます。
雌型がありますので、いくつも複製できます。
今度はピンクや、黒、緑色や金色のも作るとのことです。
テーブルの上に作品を置いて散歩させると、その上に乗って遊んだりします。
もっともそれがなんなのか、彼は知らないでしょうけど。
そうそう、レオパ君は寒いのが苦手なんです。
ですので冬は専用のマットヒーター(床暖房)を入れてあります。
これで厳しい信州の冬を乗り越えています。
小動物と吾のいる冬のしづけさ (あや)



