カネノナルキ(花月) ~有ることと無いこと、持つ人と持たない人~ 
- 2014/12/10(Wed) -
カネノナルキ12101

カネノナルキが咲く。

「二度とない人生だから」で眞民さんは言う。   (『自選 坂村眞民詩集』より 部分)

………(略)
二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから
のぼる日しずむ日に
まるい月かけてゆく月
四季それぞれの
星々の光にふれて
わがこころを
あらいきよめてゆこう
………(略)          
                  

カネがあるということとカネがないということと、心の貧しさと心の豊かさということ。
持つことと持たないということと、求め続ける華やかな幸せと持続する喜びに充ちた小さな幸せと。

きょうだい4人を育ててくれた小さな母の教え。

12月10日、カネノナルキが咲く。
素敵な花月という名も持つ。

    日向ぼこ仏掌の上にある思ひ (大野林火) 

カネノナルキ12102

カネノナルキ12103
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