マツバギク(松葉菊) ~一日を生きるということ~
- 2014/12/09(Tue) -
松葉菊1291

松葉菊は夏の花。
強い陽射しを受けて艶やかなピンクの花を開く。
その一斉に咲き揃う様子は花火のようでもある。

そして今、冬。
その名残りが1輪2輪3輪4輪…と。
心細げに半開き。
雪も降ったし、氷点下の朝も続く。

正月までということはないと思うが、ときどき覗いてみることにする。

「今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった一日である」
外山滋比古がその著『日本語の作法』の中で紹介していた言葉である。

   とかくして風に聴き入る十二月   (堀 葦男)

松葉菊1292

松葉菊1293

日本語の作法
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