キク(菊) ~感動させる以上に感動することを大切に~
- 2014/11/20(Thu) -
キク11204

昨日の新聞のコラムに紹介されていた。
高倉健さんが、絵本『南極のペンギン』で書いた言葉だという。
 僕の仕事は俳優だから、よくひとから拍手される。
 でも、拍手されるより、拍手するほうがずっと心がゆたかになる。
 そう思いながら、ぼくは手をたたきつづけていた。
健さんは石垣島の小さな学校の地区総出の運動会を見た時、震えるほど心を動かされたと。

コラムは結ぶ。
「感動させること」以上に「感動すること」を大切にした俳優、それが健さん。

周りの人に、小さな出来事に、身近なものに感動する。
感じる…。
考える…。
喜ぶ…。
愛する…。
好きになる…。
そうすれば心がゆたかになる。

健さんの顔を思い浮かべながら、また言葉の貯金ができた気分になった。

茎を自由に菊が咲いている。

   不器用な言葉残して菊に逝く   (あや)

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