キク(菊・セザンヌ) ~たましいのしづかにうつる日~
- 2011/09/11(Sun) -
セザンヌ

菊ですね。
咲きました。
ほんのり紫の色がかかってみえますよ。
その色もだんだんに薄くなってきました。
時間が経つと、もともとの姿に戻っていくんでしょうか。
そうかもしれません。
菊はいろいろな過去を思い起こさせる花です。
そうですね。菊の花を見ていると私も父や母のことを思い出します。
菊の持つ不思議な力でしょうか。
菊には昔から、長寿にまつわる話もあります。
知っています。「菊慈童」の話ですね。
そうそう、昨日、ちょうど春草のその「菊慈童』の展覧会を見て来たところです。
そうですか。
春草が亡くなってから、100年になります。
たしか春草は36歳で亡くなったんですよね。
そうです。明治という時代をまさに駆け抜けた画家でした。
私も、時間を見つけて行ってみることにします。
あっ、ミヤマアカネです。
秋色が目に増えて映るようになってきました。
お仕事中お邪魔しました。
いえいえ、またお出かけください。

     たましひのしづかにうつる菊見かな    (飯田蛇笏) 

セザンヌ    

セザンヌ  

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