ユズ(柚子) ~冬なか冬はじめ、心にも節目を~
- 2010/12/22(Wed) -
ユズ

  「幼い私」

  幼い私が
  まだわたしのまわりに生きていて
  うつくしく力づけてくれるようなきがする
                    (定本 八木重吉詩集より)


季節の節目というのはなにか嬉しいものである。
それは周りの景色の中に、自然の営みのなせる不思議さをを改めて感じさせたりする。
そして、自分の中にも「節づけ」を呼びかけたりする。
昨日までと今日これからを裁断する思いにさせる。
連続する日常を立ちどまらせ、振り返る時となったりする。
こうして、節季は気持ちを新たに奮い起こさせてくれる機会となる。

冬至、月光日光は今日を境にその位置を替え、一陽来復となる。

柚子を採って温まろう。

   さめかゝる肌に柚湯の匂ひけり (長谷川かな女)

柚子
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