
「冬」
冬の
うっすらとした気持ちに触われば
一途な安らかなちからが分かるだろう
(定本 八木重吉詩集より)
残りの半月を切った。
あとはもうピッチ走法よろしく駆け足だ。
時間が先に行くか、私が先を行くか。
新しいカレンダーを貼った。
誕生日は火曜日だった。
この年になっても確かめる自分がおかしかった。
いろいろの年用意をゆとりを持って進めよう。
焦らず急がず。
冬紫陽花が好きである。
梅雨時の紫陽花はもちろん言うまでもないが。
なぜか惹かれる。
私はそんな紫陽花を時々金色に変えて飾りや彫刻の材料にする。
誕生日に印をつけし新暦(しんごよみ) (文)


