アルストロメリア(百合水仙) ~やわらかな気配り~
- 2010/12/06(Mon) -
アルストロメリア

   「冬の朝」

  雲はひとつも無く
  空やけが
  うすく野末をめぐり
  冬の朝にはおのずと頭が下がる
                 (定本 八木重吉詩集より)

朝は一面真っ白になる。
霜が落葉を覆う。
土に霜柱が立ち、草を押し上げる。
外の水瓶にはうっすらと氷が張っている。
「ああ、初氷だね。」
それでも昼間になればぽかぽかもする。
冬に咲く花は限られてきた。
庭のアルストロメリアも寂しげだ。
その花言葉には「やわらかな気配り」、「人の気持ちを引き立てる」とある。
省みる。

   霜の起伏一呼吸二呼吸三呼吸 (藤村多加夫)

霜

畑の霜
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コメント

「やわらかな気配り」

こんな花言葉の花があるなんて。
心をキュッとつかまれた感じがした。

なんて 優しい 言葉。

私も 人生の折り返し地点にさしかかったから、
「やわらかな気配り」
のできる 大人、で在るよう日々、過ごしていきたい。

感謝。
2010/12/06 22:28  | URL | mmn #-[ 編集] |  ▲ top

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