ドウダンツツジ(満天星躑躅) ~白い花の鈴~
- 2023/04/30(Sun) -
満天星躑躅051

いっぱいの白い花。
鈴のよう。
かわいいかわいいかわいい。

風吹けばブラブラブラ。
音が聞こえてきそう。

下から見たらちゃんと雌蕊ちゃんと雄蕊が。

   草取りしていたらくらっとめまいがしためったにないことに「へえー」となぜか楽しく四月 (上武旋転子)

満天星躑躅052

満天星躑躅053

満天星躑躅054

満天星躑躅055

満天星躑躅056

満天星躑躅057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
エビネ(海老根) ~草刈り~
- 2023/04/30(Sun) -
海老根051

川を挟んだ向こうから機械音がうなる。
中山さんが自走式草刈り機を使って長い土手の斜面を刈っていた。
「きょうはおやすみですかア~」
「そう、こよみどおりイ~」
私もそろそろ川に降りて草刈りをするか……。

海老根が風知草の横にある。
一つの花茎に十数輪が咲く。
表情のあるかわいい小花だ。

    もう少し愛らしい名前にしてやれば良かったのにと屈めて見ている海老根 (居山聞涛)

海老根052

海老根053

海老根054

海老根055

海老根056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ヤエヤマブキ(八重山吹) ~枝は撓む~
- 2023/04/29(Sat) -
八重山吹051

八重山吹も満ちる。

花びらを重ねる花。
それをいくつも乗せた枝は撓む。
ゆったりと。
ゆらゆらと。
しなやかに。

   過去を思わず未来を考えずただ今を静かに生きるそれがいい私 (上武旋転子)

八重山吹052

八重山吹053

八重山吹054

八重山吹055

八重山吹056

八重山吹057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
シャガ(著莪) ~胡蝶花の名もある~
- 2023/04/29(Sat) -
著莪052

著莪が李の下で咲いている。
ほんのり青みを帯びた白い花びら。
縁は細かく切れ込む。
その奥から淡いオレンジが前に。
それを囲むように青紫。
色も形も見事に調和して美しい。
別名に胡蝶花の名とあるのもうなづけると納得して眺める。

ほかのアヤメ科の花々もその時期を迎えつつある。
アヤメ、イチハツ、ジャーマンアイリスの蕾が膨らんでいる。
ハナショウブ、カキツバタは葉を伸ばしている。

   「ときめいているか」とラジオに投げかけられ「決心」の花言葉持つ胡蝶花を眺めている (居山聞涛)

著莪051

著莪053
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
シロヤマブキ(白山吹) ~「半袖でも大丈夫でしょう」~
- 2023/04/28(Fri) -
白山吹051

夕方の天気予報でキャスターが伝えていた。
「あすは一日晴れで26℃まで上がり夏日になります」
「半袖でも大丈夫でしょう」
松本地区では凍霜害による農作物の被害が1億ほど出たとのニュースを聞いたばかりだった。
この時期の信州は気温の急激な変化が大きく、なかなか対応がままならない。
まだ少しは羽織るものを残しておくのがいい。

白い4弁の花がナツメの下にある。
そのやさしいふんわりの花は白山吹。
山吹の名がついているが、それは似ているからということからで、その仲間ではないらしい。

   1メートルのほど竿に鯉幟が立っている若い夫婦の庭ありったけの愛情 (上武旋転子)

白山吹052

白山吹053

白山吹054

白山吹055
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ヒマラヤユキノシタ ~城山まで~
- 2023/04/28(Fri) -
ヒマラヤユキノシタ051

「天気がいいので城山まで行ってくるね」と家人は運動靴を履いて出かけた。
この地域を昔治めていた一族の館があった公園で、町一帯が望める高台にある。
正面には塩見などの南アルプスが。
200段ほどの階段があり、足腰が鍛えられる。
「気持ちよかった」と1時間ほどして戻ってきた。
そして絨毯の上で横になった。

ほかの草花にまぎれてピンクの花がある。
いくつかの小さな花の集まる形で。
ヒマラヤユキノシタだ。

バタバタバタと雉鳩が2羽飛んでいった。
そろそろ子育てだろうか。

   お茶を飲もうとお湯を注いだらさゆが出てきた茶葉を入れてなかった記念日の今朝  (居山聞涛)

ヒマラヤユキノシタ052

ヒマラヤユキノシタ053

ヒマラヤユキノシタ054
この記事のURL | 日常・おはなし・他 | CM(0) | ▲ top
キャットミント(Catmint) ~次々に花を渡って~
- 2023/04/27(Thu) -
キャットミント051

アートガーデンにもぼちぼちと花が咲き出す。

キャットミントは薄い青紫。
宿根草なのでいつもの同じ場所に。
かわいい花が穂になって立つ。
初秋までその様は続く。

蜂がやってきた。
そして次々に花を渡って蜜を吸う。
「どうだ、おいしいかい?」

   花があって蜂がやって来て「よかったらおあがり」「ありがとういただきます」と会話しているのかも (居山聞涛)

キャットミント052

キャットミント053

キャットミント054

キャットミント055

キャットミント056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
キリシマツツジ(霧島躑躅) ~それとも愛情?~
- 2023/04/27(Thu) -
キリシマツツジ051

キリシマツツジがある。
花が少ない。
もっとたくさん咲いてくれたらいいのにと思う。
隣のお宅のは葉の緑が見えないほどに染まっている。
その違いは何だ。
肥料?剪定?
それとも愛情?

今日は一日晴れて久しぶりに20℃を超えるという。
開花の足を止めていた花たちも歩を早めそうだ。

   ぽつぽつと躑躅の花が咲きだした嬉しくなったでもなぜか淋しい気持ちになった  (上武旋転子)

キリシマツツジ052

キリシマツツジ053

キリシマツツジ054

キリシマツツジ056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
シロバナハナズオウ(白花花蘇芳) ~四月の風~
- 2023/04/26(Wed) -
白花蘇枋051

花蘇枋は紅白あって、紅に少し遅れて白花も咲く。
丸味を持つ小さな蝶形花が枝にびっしりと。
このあとハート型の葉が展開する。
マメ科の木で、花後にはエンドウなどと同様に莢を付けた実が生る。

飯山の“菜の花畑”が例年より早く満開だとローカルニュースが伝えていた。
行ってみたいとも思うが、ちょっと遠いか。

   四月の風に新しい物語があるように感じてどこか遠くへ出かけたくなった  (居山聞涛)

白花蘇枋052

白花蘇枋053

白花蘇枋054

白花蘇枋055

白花蘇枋056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
カエデ(楓の花) ~ごく小さてあまりにも地味で~
- 2023/04/26(Wed) -
楓の花051

四月の楓は爽やかな青い葉です。
そしてその今、たくさんの花を咲かせます。
それは赤みのごく小さな花で目立ちません。
あまりにも地味できっとそこで咲いていることさえほとんど気づかれないと思われます。
春の木の花、たとえば人を惹きつける梅、桜、桃、あるいは花水木等々を思い浮かべればその差は歴然としています。
楓の主役はやはり紅く染まる葉であり、輝く季節は秋なのでしょう。
すでに翼果になりつつあるのも見えます。

   「人見るもよし人見ざるもよし我は咲くなり」との言葉を思い出した楓の花が咲いている  (上武旋転子)

楓の花052

楓の花053

楓の花054

楓の花055

楓の花056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
カリン(花梨) ~風があった~
- 2023/04/25(Tue) -
花梨051

カリンも薄紅色の花を咲かせている。
それは私には初心な乙女の顔のように見えもする。

この2~3日は風があった。
花もだいぶ散らされた。
下に色が広がる。

その小さな花は秋には拳よりも一回り大きな黄色い実になる。
数年前までは砂糖漬けにしていたが、もうやめた。

   モノもやることも少しずつ減らして身も心も軽くするまたもうすぐ誕生日  (上武旋転子)

花梨052

花梨053

花梨054

花梨055

花梨056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ワイルドストロベリー(Wild strawberry) ~野のイチゴ~
- 2023/04/25(Tue) -
ワイルドストロベリー051

緑の葉がびっしりと長く敷かれる。
そこはワイルドストロベリーのところ。
今その中に白い花がいくつも顔を出す。
それはもれなく実となり、5月から7月頃にかけて収穫できる。
実は小指の頭ほどの小粒だがいい香りがしてとても甘い。

ワイルドの名が付くように本来は野生種のイチゴ。
繁殖力が強く、葉もハーブとして利用できる。
私はグランドカバーを兼ねてヤマブキの下に植えてある。
ほかの雑草が生えるのを抑えてくれている。

   野いちごの小さな白花の中は膨らんですでに実の形しているニコニコニコ  (居山聞涛)

ワイルドストロベリー052

ワイルドストロベリー053

ワイルドストロベリー054

ワイルドストロベリー055

ワイルドストロベリーの収穫202105231
                                  2021年5月23日
ワイルドストロベリーの収穫202105232
                                  2021年5月23日
この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(0) | ▲ top
ハナミズキ(花水木) ~それぞれの味~
- 2023/04/24(Mon) -
花水木2051

花水木は2本ある。
金木犀のそばには薄色のでこれが先に咲く。
もう一つ濃い色のが利休梅の横にあり1週間ほど遅れる。
枝の広がりや花数にも違いが見られ、濃い方のはコンパクトに収まる。
それぞれに味があってどちらもいい。

友人が図書館から齋藤孝の本を5冊借りてきて読んでいると連絡をくれた。
そして「読後はとてもいいですね。心が潤います」と。

   「花を本を愛を贈る日です」とラジオの人が語っていた“サン・ジョルディ”という懐かしい響き  (上武旋転子)

花水木2052

花水木2053

花水木2054

花水木2056

花水木2055

花水木2057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
カラタチ(枳殻の花) ~白い花と鋭い棘~
- 2023/04/24(Mon) -
枳殻051

カラタチには太くて鋭い棘がある。
何度か当たって痛い思いをしている。
たとえば落ち葉を掃きながら後へ下がって背中を。

花は白い。
スプーン状の5弁でかすかに香りがする。
花びらを落としたものはすでに小さな実の形になっている。
大きくなっても食用にならないのが残念。

少し肌寒かった。
カーディガンを羽織った。
風も強かった。
玄関の外に出してあった孔雀仙人掌の鉢が倒れていた。
3つ付いていた蕾は無事だった。
内側に移動した。
役場から「明朝は凍霜害のおそれがあるので対策をするように」との広報が流れる。

   白い花が太くて鋭い棘に囲まれて咲いている共に必要なんだ枳殻には  (居山聞涛)

枳殻052

枳殻053

枳殻054

枳殻055

枳殻056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ミツバツツジ(三葉躑躅) ~下襲は躑躅~
- 2023/04/23(Sun) -
三葉躑躅051

彼岸桜の下では三葉躑躅が咲いている。
私には色辞典が二冊ある。
【つつじいろ(躑躅色)】として載るその色見本は両方ともまさにこの色である。
その一冊には次のように説明が記される。

【つつじいろ(躑躅色)】
赤躑躅の花の色から名付けられた色名で、紫みの赤い色を表わしている。
すでに平安時代、そのいつの頃からかはわかはわからないが、躑躅という色も名前も知られていたことはまちがいない。
たとえば「枕草子」の中で、清少納言は下襲(しもがさね)という束帯の時、袍(ほう)や半臂(はんぴ)の下に着る服について、こんな色がいいと次のように書いている。
「下襲は冬は躑躅。桜。掻練襲(かいねりがさね)。蘇芳襲(すおうがさね)。夏は二藍。白襲。」
このように躑躅を冬の色の筆頭にあげている。そのほかの色も赤、赤紫系統の色。夏の色は青紫と白をあげているのだから、冬は暖色、夏は寒色を着るというのは平安時代も今と変わらない。

三葉躑躅に平安人のお洒落を思い浮かべる。
その名は葉が三つ三つとなるのに由来。
名付けは単純でちょっと情緒ない気もするが、他とは判別しやすい。

   ウオーキングから帰ってきた家人が「もうそこらで藤が咲いているよ」と野山も彩る折  (上武旋転子)

三葉躑躅052

三葉躑躅053

三葉躑躅054

三葉躑躅055

三葉躑躅056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
ラズベリー(raspberry) ~そして実となる~
- 2023/04/23(Sun) -
ラズベリー051

ラズベリーはアートガーデンの北側に並ぶ。
私の背よりも高い。
今それに白い花。
花びらが落ちると花托がふくらみ、そして実となる。
家のは濃いオレンジ色。
およそ6月前後が収穫の時期。
消毒などしないのでその場で採って口に入れたりする。

気の早い薔薇が咲き出した。
この黄色いのはたしかゴールドバニーの名だったか。
   
   木苺に白い花白い花たくさん生れよたくさん生れよ摘みたいよ  (居山聞涛)

ラズベリー052

ラズベリー053

ラズベリー054

ラズベリー055

ラズベリー056

薔薇1
この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(0) | ▲ top
キクザキヤマブキ(菊咲き山吹 ) ~枝はしなやかに揺れる~
- 2023/04/22(Sat) -
キクザキヤマブキ051

昨日は29℃に。
風も出て。

キクザキヤマブキの花びらは細い。
その枝がしなやかに揺れる。

せっせと働かなきゃ。
春だもの。
もっともっと動かなきゃ。

   しなやかにゆらゆらりと山吹は風に誘われて四月の29℃   (上武旋転子)

キクザキヤマブキ052

キクザキヤマブキ053

キクザキヤマブキ054

キクザキヤマブキ055

キクザキヤマブキ056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
スノーフレーク(Snowflake) ~義姉からの電話~
- 2023/04/22(Sat) -
スノーフレーク051

一仕事を終えてお茶を飲んでいた。
枝が屋根に当たりそうになっていた李の剪定などをして。
それにしても暑かった。
電話が鳴った。
ディスプレイに義姉の名が表示される。
「リーフレタスを収穫したから持ちに来ない?」と。
「ありがとうございます。これから行きます」
車で数分の所に一人で住んでいる。
玄関にレジ袋に入れて用意してあった。
「葱も取ってあったので」ともう一袋。
歌の選者でもある歌人が表の顔だが、野菜作りにも年季が入る。
私はレタスが好きだ。
早速、サラダにしていただく。

スノーフレークも咲く。
花茎の先に白い花が垂れて。
6枚の花びらはその先にそれぞれ一つずつ黄緑の点を落とす。
下から覗くと黄色い蕊がある。
隠しておきたい。
そんな秘密を見た感じ。

   垂れて咲く小さな形の小さな色を屈み見るひとりの春うらら  (居山聞涛)

スノーフレーク052

スノーフレーク053

スノーフレーク054

スノーフレーク055

スノーフレーク056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
リキュウバイ(利休梅) ~新茶~
- 2023/04/21(Fri) -
利休梅051

茶筒の中がだいぶ低くなっていた。
そろそろ用意しなくてはとお茶屋さんにでかけた。
長年同じのを愛飲している。
それの新茶が出ていた。
もうそんな時期なんだ。
「今日は暑いですね」
「真夏のようですね」
そんな会話を交わしながら一つ求めた。

利休梅も満開。
花は純白の五弁。
花びらは縮織りの様。

さわやかに。
おだやかに。
卓にも一枝を。

   利休梅の真白き花木に満ちて一枝を卓に置く四月のおだやか (上武旋転子)

利休梅052

利休梅053

利休梅054

利休梅057

利休梅056

利休梅055

利休梅058


この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(2) | ▲ top
ハナミズキ(花水木) ~すてきな色~
- 2023/04/20(Thu) -
花水木051

今、いろいろに花。
小さな草にも高い木にも。
そろぞれの色で。
それぞれの形で。

青い空の下、花水木にも溢れる。
花はゆるやかにうねり。
色を少しの階調にして。

「花水木のすてきな色は造形の神にしか出せない…」
以前、そんな文を読んだことがある。

   愛の歌がこぼれてくるような気がしてあふれる花水木を見上げている  (居山聞涛)

花水木052

花水木053

花水木054

花水木055

花水木056

花水木057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ウコンザクラ(鬱金桜) ~地味な黄色い桜~
- 2023/04/19(Wed) -
鬱金桜051-1

遅れて鬱金桜も咲きます。
黄色い八重の桜です。
花びらには黄緑色の斑が見られます。
そして咲き進むと中のほうから赤みがでてきます。
一味違う桜です。

   四月の風に黄桜咲いている道ゆく人は気づかず (上武旋転子)

鬱金桜052

鬱金桜053

鬱金桜055-2

鬱金桜057

鬱金桜058
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(2) | ▲ top
ユスラウメ(梅桃の花) ~「郷愁」~
- 2023/04/19(Wed) -
梅桃051

梅桃の花は5弁の白い花です。
梅のようでもあり桜にも似ています。
それは6月頃、赤い小さな実になります。
甘味と酸味がほどよく混じります。
この可憐な花には「郷愁」の花言葉がありました。
「郷愁」……ですか。
さて、あと二ヶ月後の収穫を楽しみにしましょう。

   過去の己の影がひょいと顔を出す梅桃の花を見ている時 (上武旋転子)

梅桃052

梅桃053

梅桃054
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ヤマブキ(山吹) ~揺れて触れて~
- 2023/04/18(Tue) -
山吹051

山吹が並ぶ。
家を挟んで、花水木の下と桜の下に。

あふれて気持ちいい。
風に応じて枝がふわっと揺れる。
一つは一つでゆかしく。
手を添えたくなり。

今日は画家の知人宅を訪問する日。
石楠花の広がる庭、アトリエ見学、そしてこだわりのコーヒーを淹れてくれるというお誘い。
昨夏の約束を忘れずにいてくれて。

   やさしく揺れてそっと触れてさまざまな思いを振り返らせるごとに山吹のある  (上武旋転子)

山吹052

山吹053

山吹054

山吹055

山吹056

山吹057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
宿根イベリス(Iberis) ~「春を感じるのは?」~
- 2023/04/18(Tue) -
宿根イベリス051

ラジオでパーソナリティーがリスナーに問いかけていました。
「あなたが春を感じるのはどんな時、どんなことでしょう」と。
草花、人事、伝統行事などの答えが届けられていました。

私の頭に出てきたのは食器洗いです。
水の温みを感じ、手袋を外すようになったことです。
片栗とか福寿草とか蕗の薹なども思い浮かんだのですが。

洗い物をするとき、少し前までは水が冷たくて、手袋をしていました。
それが今は素手でできます。
毎日する水仕事に春を感じている私です。

三椏の下で宿根イベリスも咲き出しました。

   昨日草を抜き今日も草を抜くきっと明日もまたそんな春の朝飯前ピーヒョロロ  (居山聞涛)

宿根イベリス052

宿根イベリス053

宿根イベリス054
この記事のURL | 日常・おはなし・他 | CM(0) | ▲ top
ニワザクラ(庭桜) ~白い八重の桜~
- 2023/04/17(Mon) -
庭桜051

庭桜は白い八重の桜。
蕾の時は少しの赤みをまとっている。
他の桜が散った今、時を置いて咲く。

白とシロとしろ。
白にもいろんな白がある。

   白いままでいたいと詩の中の青い頃いろんな色に染まり混濁しまった今戻れない  (奈美あや)

庭桜052

庭桜053

庭桜054

庭桜055

庭桜056

庭桜057
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
タケノコ(筍) ~「今朝掘ってきた」と~
- 2023/04/17(Mon) -
筍051

昼食を終わって一休みしていた時、穂波さんがやってきた。
そして「今朝、清人さんがタケノコを掘ってきたの」と言って大きな袋を差し出す。
受け取るとずっしりと重い。
「ありがとう。お茶でも飲んでいかない?」
「友達のところにも届けるので、これで。じゃあ」

中に4本入っていた。
新聞に広げる。
まだ湿った土がついたままだ。
1本はかなり太くて大きく、1面の横幅ほど。
それ一つで2.6㎏あった。
全部で5㎏を優に超える。

家人にすぐに処理を頼まれた。
皮を剥き、半割りし、さらに胴鍋に入る長さにする。
その後は任せる。

夕食に一鉢いただいた。
「しばらくはタケノコ料理ね」と。
これだけの量、どれだけ続くか。
でもどんなであれ、それは好きなのでかまわない。

   春風が「おいでおいで」と手招きしているハンドル握って山の広場にでも行ってみようか   (上武旋転子)
 
筍052

筍053

筍054

筍055

筍056
この記事のURL | 日常・おはなし・他 | CM(0) | ▲ top
ハナズオウ(花蘇枋) ~鮮やかな躑躅色~
- 2023/04/16(Sun) -
花蘇枋051

花蘇枋は葉のない枝に鮮やかな躑躅色の花を付けます。
マメ科の植物なので同様に蝶形花です。
細くて低い木です。
太くて大きな山茱萸の木の下にあります。

あ~あ。
青大将がでーんと。
いやいいや。
つねよりかなり早いご登場です。
このところ5月頃の陽気が続いていたのからでしょうか。
1分ほどしてのそのそと離れていきました。
毎年何度か勝手にやってきて庭を散策します。
おとなしいのですが、苦手な相手です。
ん~ん。

   枝に吹き出る花蘇枋静かなる大和古寺の千手仏のごとく  (上武旋転子)

花蘇枋052

花蘇枋053

花蘇枋054

花蘇枋055

花蘇枋056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ウコギ(五加木) ~またまた旬をいただきました~
- 2023/04/16(Sun) -
五加木051

ウコギも食べ頃です。
手を伸ばして枝を切りとります。
さらに作業しやすいように短く揃えます。
枝から一つ一つ摘み取ります。
葉の付け根には棘がありますので気をつけてします。
けっこう時間がかかります。
ゆっくりとのんびりと。

洗って。
茹でて。
けずりぶしを乗せて。
醤油をかけて。
ああ、いい食感。

またまた旬をいただきました。

   空を切って軽やかに飛び翔る燕今日は一羽二羽三羽  (居山聞涛)

五加木052

五加木053

五加木054

五加木055
この記事のURL | 自然・菜園・風景 | CM(0) | ▲ top
ユキヤナギ(雪柳) ~初燕~
- 2023/04/15(Sat) -
雪柳051

さーっと、軽やかに。
アートガーデンの上を横切って。
見ました。
初燕です。
まだ一羽だけでしたが。
また、一つ春の姿が加わります。

   初燕来てうれしうれしと作業の手休めて茶を口に眺めている (居山聞涛)

雪柳052

雪柳053

雪柳054

雪柳055

雪柳056
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
ハナニラ (花韮) ~春の星花~
- 2023/04/15(Sat) -
花韮051

ハナニラの英名は“Spring starflower”とあります。
たしかにその6弁の花はきれいな星の形です。

昨日はクレマチスの誘引をしました。
モッコウバラの整枝もしました。
梅と杏には肥料の施しを。
お供は携帯ラジオにルイボスティーの入ったボトルです。
園芸作業にあれこれ手が求められる楽しい毎日です。

遠くの山はかすんでいます。
黄砂でしょうか。

   昔は情緒の味わいの「黄砂」も今は様々に人事の支障となり  (上武旋転子)

花韮052

花韮053

花韮054

花韮055
この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(1) | ▲ top
グミ(茱萸の花) ~天道虫がいる~
- 2023/04/14(Fri) -
茱萸0525

今年も茱萸にはたくさんの花が咲く。
生成りの筒状花が枝に垂れて下向きに。

これらがすべて実になれば申し分ないのだが。
ここ数年はそれほど多くの収穫は得られていない。
木はしっかりしているし、必要な肥料は施している。
はたして今年はどうだろう。

中で天道虫が仲良くしている。

   枝に垂れてブラブラ茱萸の花睦まじく天道虫のいる  (奈美あや)

茱萸0522

茱萸0523

茱萸0524

天道虫05480

この記事のURL | 草と花と鳥と | CM(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ