キク(菊) ~しづかなる~
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- 2021/10/31(Sun) -
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リラ(lilas・ライラック・lilac) ~紅葉と黄色い実の間に~
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- 2021/10/30(Sat) -
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ナデシコ(撫子) ~切って挿して~
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- 2021/10/24(Sun) -
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![]() 撫子はまだ咲いてくれる。 種を蒔いたのは春。 ビジョナデシコ、トコナデシコ、ヒメナデシコ、カワラナデシコ……と幾種類かを。 その佇まいはどれも楚々として。 ちょっとの愛おしさも。 撫子、なでしこ、ナデシコ。 切って挿す。 庭にやさしき撫子ありて切る部屋に戻り『若菜集』を開く秋の日 (居山聞涛) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ルリタマアザミ(瑠璃玉薊) ~残っていた次郎柿~
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- 2021/10/24(Sun) -
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ノコンギク(野紺菊) ~山からは初冠雪の便り~
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- 2021/10/21(Thu) -
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![]() このところの急な冷え込み。 一日の中での寒暖差に肌も困惑。 浅間山と東駒ヶ岳(甲斐駒)からは初冠雪の便り。 それぞれ平年より11日と10日早いとか。 野紺菊に蜆蝶。 私も一緒にひなたぼっこ。 野菊に蝶秋も濃し少年の日の映画を思い浮かべて一人 (居山聞涛) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ナシ(梨の花) ~その季節ではないのですが~
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- 2021/10/19(Tue) -
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![]() 梨の花が咲いています。 爽やかな秋です。 白い五弁です。 四月にはたくさんでした。 ピンクの蘂が覗きます。 春に花付けをしました。 実がなりました。 九月に収穫し食べました。 可憐な梨の花が一枝にぽつんと咲いています。 今はその季節ではないのですが。 空は青く梨の木に梨の花咲いて秋深し (居山聞涛) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ブルーセージ(Blue Sage・アズレア) ~空と同じ色~
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- 2021/10/13(Wed) -
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![]() 茎いっぱいのブルーセージが風に揺れる。 秋空と同じ色したかわいい形の小さな花だ。 てるてる坊主のようだったり。 スカートを広げた女の子のようだったり。 寄り添って会話する幼な子のようだったり。 それはさまざまに。 花を見ればあれこれ想像膨らみ楽し秋の胸は澄む (実野滸人) ![]() ![]() ![]() ![]() |
カキ(甘柿) ~毎秋に巡って来る楽しみの作業~
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- 2021/10/12(Tue) -
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![]() 甘柿を穫った。 2本ある内の一つを。 玉は大きく、病気もない。 収量は通常より少ない。 でもありがたい。 天辺の一つは残す。 柿穫りは毎秋巡ってくる楽しみの作業である。 もう一つの次郎柿は来週に。 食済ませ「柿穫りしてくるから」と立ち上がればお茶を飲みつつ「気をつけてね」と秋の朝 (居山聞涛) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ヤマブキ(八重山吹) ~また春の花が~
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- 2021/10/12(Tue) -
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![]() 杜鵑草(ホトトギス)と白い秋明菊のある中庭。 そこに春の花の八重の山吹も咲く。 秋はこうした現象が時々見られる。 春秋は気温や陽射しなどの状況が似ているからなのだろう。 花の感性。 秋の感嘆。 落ち葉掃く小径に返り花の一輪手を止め目をとどめ (上武旋転子) ![]() ![]() |
カイガラソウ(ムギワラギク・帝王貝細工) ~「落葉」の季(とき)~
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- 2021/10/11(Mon) -
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![]() カイガラソウは光沢のある花。 花びらは少し硬め。 なかなか美しい。 実際は花でなく葉が変化した総苞だというが。 木々からは葉が落ちる。 私は新しく竹箒を買った。 広がる柿の葉に箒持つ朱の実を見上げればまたガサッと一枚 (居山聞涛) ![]() ![]() ![]() ![]() |
リンゴ(林檎の花) ~何かを感じ~
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- 2021/10/11(Mon) -
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キンモクセイ(金木犀) ~「ああ、ああ……」~
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- 2021/10/10(Sun) -
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![]() 少し前から庭に広がるいい香り。 それは金木犀から。 誰かがそれを「見えそうな香り」と表していた。 「胸の奥確かめにくる」と書いた人もいた。 「ああ、ああ……」 私はそれをまだ吸ったことのない人になんと伝えよう。 目をつぶり深く吸い込む心は濾過されて木犀花 (実野滸人) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ダンギク(段菊) ~風に季(とき)を感じ~
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- 2021/10/08(Fri) -
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![]() 青い段菊が咲く。 密生した小花が茎をぐるりと取り巻く。 それが下から上に向かってだんだんと。 まるで階段のように。 楽しい。 上をトンビがゆったりと旋回している。 あの高さで下を眺めると気持ちいいんだろうなあ。 「秋の風には香りと色がある」と言った人がいたいつかの十月 (実野滸人) ![]() ![]() ![]() ![]() |