ヤツデ(八つ手の花) ~朝日があたる~
|
- 2020/11/30(Mon) -
|
![]() 玄関前にある白い八つ手の花に朝日があたる。 小さな花が集まって球状になっている。 5枚の花びらは反り返り、その中から5本の蕊が突き出る。 そしてそれと切れ込む大きな濃緑の葉との対比の妙。 その昔、私がこの八つ手を植えたのには意思があった。 日のぬくみ消しゆく風や花八つ手 (徳永夏川女) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
サザンカ(白山茶花) ~秋日和の光と影~
|
- 2020/11/29(Sun) -
|
![]() 数日前から白い山茶花も咲きます。 陽があたり、それぞれの花びらが下に影を映します。 そして輪郭をくっきりさせ。 あるいはやわらかにさせ。 純白のけがれのなさ。 純真のいつわりのなさ。 アブがやってきて蕊にとまりました。 山茶花の純白を行く背中かな (佐伯のぶこ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
キバナヤマボウシ(黄花山法師の実) ~実が落ちる~
|
- 2020/11/26(Thu) -
|
![]() 常緑樹の黄花山法師に実が生っている。 ピンポン球ほどの赤みを帯びた丸い実の外皮はでこぼこしている。 今次々に落ちて、紅枝垂の葉の上に転がる。 それはほんのりと甘い。 見れば何かが食べた痕のも。 秋は木の実を楽しむ季節でもある。 静かなる刻をえらびて木の実落つ (長谷川浪々子) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 夏の花 |
カンギク(寒菊) ~霜が降りる頃…~
|
- 2020/11/24(Tue) -
|
|
フウチソウ(風知草) ~草も美しく色づく~
|
- 2020/11/23(Mon) -
|
![]() 風知草も美しく色づきます。 目を近づければ小さな麦のような穂が見えます。 あしもとにも深まり行く秋があります。 三季の様々な風がそのやわらかな葉の上を通り過ぎました。 そしてもうすぐ冬の風により、すべてが抜け散り、その姿はなくなります。 懸命にこの世を生きて草紅葉(くさもみじ) (八幡操) ![]() ![]() ![]() ![]() (夏の風知草) |
ニシキギ(錦木) ~目を惹く紅~
|
- 2020/11/16(Mon) -
|
|
サルナシ(猿梨) ~小籠に摘む~
|
- 2020/11/11(Wed) -
|
![]() サルナシを小籠に摘んだ。 見た目は色形ともミニのキウイで甘い。 その名は猿が好んで食べるということに因むのだとか。 キセキレイが栗の木の下に降りてきて、尾を上下させながらチチチッ、チチッと鳴く。 妻の手に木の実のいのちあたたまる (秋元不死男) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ドウダンツツジ(満天星躑躅の紅葉) ~赤く染める~
|
- 2020/11/10(Tue) -
|
|
サトイモ(里芋) ~まずまずのでき~
|
- 2020/11/09(Mon) -
|
![]() 里芋を掘った。 まずまずのできだった。 それを見て家人は、「明日料理するね」と言った。 二人とも好きな野菜の一つである。 彼岸桜で鳥の声がした。 エナガが群れでいた。 いつ見てもおもちゃのようにかわいい。 桜も葉を落とし、私の仕事を増やす。 地の底の秋見届けし小芋かな (長谷川零余子) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
マユミ(真弓の実) ~初霜でした~
|
- 2020/11/06(Fri) -
|
![]() 初霜でした。 野菜の葉が白くなりました。 また一つ、季節の移ろう情景にうれしくなりました。 次は初氷でしょうか。 真弓に淡紅色のたくさんの実です。 1㎝ほどの丸みあるの四角形です。 それが開いて、中から艶のある赤い種子が顔を出しています。 隣では干し柿用の柿を取っています。 しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実 (後藤比奈夫) ![]() ![]() |
ジョウビタキ(尉鶲) ~紫の実を~
|
- 2020/11/01(Sun) -
|
![]() 尉鶲の声がしました。 梅にとまっていました。 少しすると、上の電線に移動しました。 今度はおりてコムラサキの枝に。 そして紫の実を一つを口に入れてどこかへ行きました。 ひるがへり去りし鶲の紋の白 (坊城としあつ) ![]() ![]() ![]() ![]() |
| メイン |
|