アジサイ・アナベル(紫陽花・Annabelle) ~手でパチンと~
|
- 2019/06/29(Sat) -
|
![]() 庭に出ると、蚊が左腕を刺した。 すぐ右手でパチンと叩いた。 死んだ蚊から血が出た。 今年、初刺され。 私のなぞおいしくないと思うが。 玄関前ではアナベルが咲いている。 装飾花は丸くまとまって白手毬。 その中に小さな真花の蕾が隠れて見える。 紫陽花やよれば蚊の鳴く花のうら (加藤暁台) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ハナショウブ(花菖蒲) ~雨に打たれて~
|
- 2019/06/28(Fri) -
|
![]() 雨の一日だった。 木々を揺らすほどの風を伴ったり、しとしとだったり、あるいは少しやんだりとその様子は変わる。 外に出てみたくなった。 雨に打たれてある花たちの姿もまたいい。 花菖蒲にもたくさんの雨粒が乗っている。 垂直に立つ蕾のそれはなぜ流れ落ちないのだろう。 女傘借りて見てをり花菖蒲 (清水基吉) ![]() ![]() ![]() |
テラオカアザミ(寺岡薊) ~王冠のごと~
|
- 2019/06/28(Fri) -
|
![]() 雨 八木重吉 窓をあけて雨をみていると なんにも要らないから こうして穏やかなきもちでいたいとおもう 部屋の外では寺岡薊が雨に濡れている。 ガラスを流れる雨でその形は揺らぐ。 傘を差してそばに行って見た。 第一花王冠のごと薊咲く (能村登四郎) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ベニガク(紅額) ~今は白ですが~
|
- 2019/06/25(Tue) -
|
![]() 一週間ほど前から紅額も咲きだしました。 装飾花の縁はぎざぎざと鋸歯状になる特徴があります。 今は白ですが、名前のようにこの先、じょじょに紅色に変わっていきます。 そんな色の変化を長い間にわたって楽しめる花です。 見ればちらほらと真花も開きだしました。 かなしみのはづれより咲く額の花 (平井照敏) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ヤエドクダミ(八重蕺菜・八重十薬) ~小さなピラミッド~
|
- 2019/06/24(Mon) -
|
![]() ナスやピーマン、ズッキーニなどに追肥を施す。 ジャガイモ、サツマイモ、ダイコンに土寄せをする。 タマネギの後を耕す。 いい汗をかいた。 紅梅の下で八重蕺菜が咲いている。 段々になって小さなピラミッドのよう。 なかなかの造形美。 どくだみの匂ひの付きし薬指 (市川伊團次) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ハナショウブ(花菖蒲) ~たおやか~
|
- 2019/06/23(Sun) -
|
|
ドクダミ(蕺菜・十薬)~庭の片隅に~
|
- 2019/06/22(Sat) -
|
![]() 庭の片隅にどくだみ。 楚々とした白い花には木漏れ日が似合う。 その独特の匂いに抵抗を持つ人もいるが、私にはそれはむしろ魅力に感じられる。 そんな十薬の黄色い真花にほんの小さな虫もいざなわれて遊ぶ。 陰に咲くどくだみの花弦しかり (中野辰子) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
クジャクサボテン(孔雀仙人掌) ~朝陽を浴びて~
|
- 2019/06/20(Thu) -
|
![]() 南アルプスを越えた朝陽が孔雀仙人掌にあたる。 角度のある光がコントラストをつけ、花をくっきりさせる。 色も形も美しい。 ほかの仙人掌同様に葉と花のギャップ。 育てて18年ほどになるか。 さぼてんの名の老いらくの恋といふ (富安風生) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ヤマアジサイ(山紫陽花) ~きれいな呼吸~
|
- 2019/06/19(Wed) -
|
![]() 山紫陽花にも季がきました。 いかにも山道の脇が似合うような趣の素朴な佇まいです。 萼に囲まれて小さな真花も咲きだしました。 そして、ちょんちょんちょんと突き出る蕊も。 まだ閉じたままの丸い蕾も。 どちらも…。 紫陽花がきれいな呼吸してをりぬ (千坂美津恵) ![]() ![]() ![]() |
キョウガノコ(京鹿子) ~日が差せば~
|
- 2019/06/18(Tue) -
|
|
ナツロウバイ(夏蝋梅) ~鎌を研ぐ~
|
- 2019/06/16(Sun) -
|
![]() 白木蓮の下にナツロウバイがある。 見ればほとんど散って、10輪ほどしか残っていない。 いつもは5月下旬が盛りなので、一番いい時はとっくに過ぎてしまった。 ちょっと残念。 さて、今日は全町河川清掃の日。 鎌を研がなくては。 父の日の父は鎌を研いでゐる (保坂加津夫) ![]() ![]() |
サルナシ(猿梨・コクワ) ~花は実に~
|
- 2019/06/15(Sat) -
|
![]() 猿梨の花を一輪だけ残っていた。 ほかはほとんどが実の形になっている。 花から実への途中のも若干。 熟したその実はかなり甘い。 いつもは11月に入ったところで収穫している。 私は生食が好きだが、家人はその多くをジャムにする。 いろいろな実の物もだんだん膨らむ季節である。 六月やおほかた白き果樹の花 (鷹羽狩行) ![]() ![]() ![]() ![]() |
ヒペリカム・アンドロサエマム(Hypericum) ~ミノムシも~
|
- 2019/06/14(Fri) -
|
|
ヒメシャラ(姫沙羅)~短い~
|
- 2019/06/12(Wed) -
|
![]() 姫沙羅も咲きます。 沙羅の木よりも花は小振りです。 長くは持ちません。 2,3日でその形のままで次々に落ちてしまいます。 短い命の花です。 またそれが姫沙羅の持ち味ということなのでしょう。 六月の雨を諾ふ心あり (稲畑汀子) ![]() ![]() ![]() ![]() |