凍る ~川の流れと氷の塊と~
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- 2018/01/28(Sun) -
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![]() 凍みた。 庭から川を見る。 跳ねてぶつかりあう飛沫が氷の塊を作る。 降りる。 そばで見る。 なんとも言えぬ。 自然だから出来る。 計算もしがらみもなく。 水の勢いに任せるまま。 寒さのピークも今日までのようだ。 山河のけふははればれとある氷かな (鷲谷七菜子) ![]() ![]() ![]() ![]() |
冬点描 ~雪の翌朝~
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- 2018/01/27(Sat) -
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![]() 雪の止んだ庭に陽がさす ミツバの枯れ茎と桜の葉一枚 種姿の淋しい野菊 話合うかに立つ木賊 切り忘れた紫陽花 実生のクリスマスローズ 4枚の葉の柾の芽 鮮やかに南天 青みを帯びて伸びる木の影 やわらかな起伏となる覆われた黒土 雪が詩情を添える 友人からジョウビタキの便りが届いた朝 冬草のむらさき極む耐ゆるさま (山口青邨) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
カキ(柿) ~残されたままで~
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- 2018/01/24(Wed) -
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![]() 南隣に柿畑がある。 10本ほどの木にはたわわな実。 でも今期は収穫されないままに。 艶と張りを失い、色も褪せて。 毎年多くを出荷していたのだが。 畑主に何が。 きのうの雪はその柿にも積もる。 まだもののかたちに雪の積もりをり (片山由美子) ![]() ![]() ![]() |
モクレン(白木蓮) ~膨らませる~
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- 2018/01/20(Sat) -
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ムクゲ(冬木槿) ~冬眠「●」~
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- 2018/01/17(Wed) -
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若者たちの作品展 ~僅かずつ昼時間は伸び~
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- 2018/01/16(Tue) -
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![]() 地元の若い人たちの作品展を観た。 出品者は40人余。 とらわれない自由な多様性。 溌剌とした表現。 それぞれが個を主張する。 感性に年齢はない。 誰にとっても毎日はいつも新しい今日。 漲る精一杯さの空間から波動が私の頭に届く。 僅かずつだが昼時間が伸びてきているのを感じるこのごろ。 こころまづ動きて日脚伸びにけり (綾部仁喜) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ホオジロ(頬白) ~ひなたぼっこ~
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- 2018/01/15(Mon) -
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![]() やって来たのはホオジロ。 ピンク木槿の枝に。 声も出さずにじっと。 体をちょっとふっくらさせて。 「こんにちは、ごきげんいかが?」 私もしばらく一緒にひなたぼっこ。 たつぷりと寝て寒禽をまのあたり (細川加賀) ![]() |
ジョウビタキ(尉鶲) ~物のたね~
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- 2018/01/13(Sat) -
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![]() 胡桃の切り株の上にジョウビタキがやってきた。 お尻を上下させて留まる姿が愛らしい。 嘴に赤い小さな実。 何の実だろう。 寒い寒いと私の体と頭は縮こまっている。 鳥は元気でいいなあ。 厳冬を越す物のたね無尽蔵 (三橋敏雄) ![]() ![]() |
マサキ(柾の実) ~冬の空蝉~
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- 2018/01/12(Fri) -
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スノードロップ(snowdrop) ~見つけたのは~
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- 2018/01/11(Thu) -
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マメガキ(豆柿・信濃柿・小柿) ~採らずにそのままに~
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- 2018/01/08(Mon) -
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![]() 秋に採らずにそのままにしておいた豆柿。 干しブドウのようになって並ぶ。 そんな様子もまた風情がある。 毎日のようにヒヨドリが来ては食む。 ピーヨ、ピーーヨと大きな声を出しながら。 成人の日の華やぎにゐて孤り (楠本憲吉) ![]() ![]() |
フユシラズ(冬知らず・Calendula) ~寒さの中に~
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- 2018/01/06(Sat) -
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