サンパラソル(Sun Parasol) ~朱夏の心~
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- 2016/07/30(Sat) -
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ミニトマト ~だんだんに色づいて~
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- 2016/07/30(Sat) -
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![]() 知人から果物が届いた。 今年初めて知り合いとなった年長の男性からである。 5月に遠地に出掛けた際、大変お世話になったのだが、先方の方が豊かな時間を過ごすことができたお礼にと。 縁というは不思議である。 早速お礼のお手紙を差し上げた。 ミニトマトも段々に色づいてきた。 少しだけ摘んだ。 朝日匂ふ卓へ濡れ手で出すトマト (金子篤子) ![]() ![]() ![]() |
レンゲショウマ(蓮華升麻) ~手のひらにも蓮華を~
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- 2016/07/29(Fri) -
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ジャガイモカ(馬鈴薯)~夏野菜~
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- 2016/07/29(Fri) -
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![]() 夏野菜を収穫。 それなりのなり。 その時々の欲しい分を適当に見繕って。 耕したり、蒔いたり、植えたり、施肥したり、除草したり、水遣りしたり、その過程が楽しい。 思いと仕事の量が形と数に表れる。 馬鈴薯も全部掘り終わる。 馬鈴薯の顔で馬鈴薯掘り通す (永田耕衣) ![]() ![]() ![]() |
アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉) ~太陽とともに、そして創造する力~
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- 2016/07/26(Tue) -
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クチナシ(八重梔子) ~静かに咲く~
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- 2016/07/25(Mon) -
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キュウリ(胡瓜) ~カリカリッ、パリパリッ~
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- 2016/07/25(Mon) -
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![]() 胡瓜が好きだ。 よく食べる。 丸ごとでも、スティックでも、輪切りでも。 味噌でも、マヨネーズでも、浅漬けでも。 「キュウリをとってきて~」 欲しい時に必要なだけを。 棚の下の方は花を付けなくなり、実は上へ上へ。 新鮮な胡瓜には優しいトゲがある。 曲りモノが多くなった。 詩も川も臍も胡瓜も曲りけり (橋閒石) ![]() ![]() |
ノカンゾウ・ヤブカンゾウ(野萱草・藪萱草) ~雨が欲しい~
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- 2016/07/24(Sun) -
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![]() ルバーブを植えてある。 その大きな葉の横に朱の花が咲く。 一重はノカンゾウ。 八重はヤブカンゾウ。 これらは繁殖力が強い。 畑や花の間にも知らない間に出てくることがある。 見つけると抜く。 どちらも一日花。 土が乾いている。 雨が欲しいと思う。 萱草は随分暑き花の色 (山本荷兮) ![]() ノカンゾウ ![]() ヤブカンゾウ |
ムラサキツユクサ(紫露草) ~朝に開き午後には萎む~
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- 2016/07/23(Sat) -
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![]() 色を違えた紫露草たち。 どれもが朝に開く。 そして午後には萎む。 花びらは三枚。 中に6本の雄蕊と多くの繊毛。 真夏の陽射しは苦手のよう。 花数も少なくなった。 そろそろ終わりに近い。 ぐるりからいとしがらるゝ暑さかな (正岡子規) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ダリア(dahlia) ~光が強ければ影も濃くなる~
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- 2016/07/22(Fri) -
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ユリ(百合・タラゴナ) ~揺れつつ語り合いつつ~
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- 2016/07/21(Thu) -
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![]() 黄色い百合が咲く。 ユリという名は揺り動く花の様子からだとか。 百合と書くは多くの鱗茎の様子からだとか。 暑さの中、凜と立つ。 爽やかな百合香を放つ。 これはたしかタラゴナという名だった。 百合の香を深く吸ふさへいのちかな (村越化石) ![]() |
ギボウシ(擬宝珠) ~蜂がいるひととき~
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- 2016/07/21(Thu) -
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キキョウ(桔梗) ~ひっそりと一隅に~
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- 2016/07/20(Wed) -
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ノウゼンカズラ(凌霄花) ~強い日射しに似合う~
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- 2016/07/19(Tue) -
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![]() 凌霄花を見て「真昼のシャンデリア」と詠んだ俳人がいた。 垂れ咲く様子はまさにそのたとえのごと。 花は次々に開き、そしてその花の形のままぽとりと落ちる。 地にある朱色の姿も情趣ある。 遠くで郭公が鳴いている。 今日もまた暑くなりそうだ。 梅雨明けか。 雨のなき空へのうぜんの咲きのぼる (長谷川素逝) ![]() ![]() ![]() |
グラジオラス(Gladiolus) ~思い出す景色~
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- 2016/07/17(Sun) -
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![]() 蘇る記憶。 咲き乱れるグラジオラス。 色はオレンジ一色。 それは少年の頃確かに見た野原の光景。 目をつぶれば思い浮かぶ。 今目にするグラジオラスはバイカラーやグラデーションなどと、色も形も多彩である。 来て止まる蜂の目は色を区別できるのだろうか。 グラジオラス一方咲きの哀れさよ (村山古郷) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コオニユリ(小鬼百合) ~少女の踊り~
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- 2016/07/16(Sat) -
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![]() 揃って下を向く明るいオレンジの花。 蕾も向きをあわせ。 花びらはくるくるりん。 どれもが上手に巻き戻す。 散りばめられる濃赤色の斑点。 アリも紛れて1、2、3、4。 外に飛び出すビロードの蘂。 風が吹けばりんりんりん。 スカートの少女が野原で踊る。 小鬼百合がランランランン。 百合の蘂みなりんゝゝとふるひけり (川端茅舎) ![]() ![]() ![]() |
キバナコスモス(黄花秋桜) ~もうすぐ夏休みだと~
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- 2016/07/15(Fri) -
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![]() ラジオでは夏休みの企画番組の紹介。 長く楽しい日々が子どもたちに待っている。 そんな情報に触れて昔を思い出したり。 一人一研究なんてのも。 絵日記…かいたなあ。 ♪むぎわらぼうしは~ ♪たんぼのかえるは~ ♪ひまわりゆうだち~ 庭の片隅にはキバナコスモス。 コスモスのまだ触れ合はぬ花の数 (石田勝彦) ![]() ![]() |
モロッコインゲン ~白い花は~
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- 2016/07/15(Fri) -
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チョロギ(草石蚕・ Chinese artichoke) ~蜂も好きらしい~
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- 2016/07/12(Tue) -
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![]() 草石蚕が林立して咲く。 淡紫色の小さな花が一本の茎に上下に並ぶ。 おせちにもよく用いられるあの愛らしい巻貝のような形は地下に生じる塊茎。 この花は蜂も好きらしい。 その小花の味を確かめるように次々に飛び移る。 紅紫蘇の色に漬かれる草石蚕かな (菅原師竹) ![]() ![]() ![]() ![]() |