ヘリオプシス(Heliopsis) ~今を~
- 2016/06/30(Thu) -
ヘリオプシス160

ギリシャ語で「太陽の花」を意味するHeliopsis。
その黄色く放射状に広がる花びらを見れば、その名も頷ける。
蜂が来て蝶も来て。
まわりに増える夏の色と夏の形と夏の趣と。

六月も終わる。

過ぎ去れを追わず、未だ来たざるを思わず。
今日只今こそ。
一日一生。

胸において、言い聞かせて。

   蘂に置く蘂よりほそき蝶の足  (粟津松彩子)

ヘリオプシス161

ヘリオプシス162

ヘリオプシス163

ヘリオプシス164
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オタフクアジサイ(お多福紫陽花) ~ついつい笑顔に~
- 2016/06/29(Wed) -
オタフクアジサイ160

くるっとした丸い小さな花。
見るからに愛らしい。
名前もユニーク。
お多福紫陽花。

笑みを誘うニコニコお多福さんのイメージか。
癒しの感。

  紫陽花やはなだにかはるきのふけふ  (正岡子規)

オタフクアジサイ161

オタフクアジサイ163

オタフクアジサイ162

オタフクアジサイ164
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ニンジン(人参の花) ~蝶の餌として~
- 2016/06/29(Wed) -
人参の花167

背丈は1㍍ほど。
伸びる茎の先に白い花。
モコモコこんもりの小山。
それは小花の集まる人参の花。

人参を収穫したあと、数本を残しそのままにしたもの。
その上の部分が成長した姿。

葉をキアゲハチョウの幼虫が好む。
たくさん来てくれるといい。

花の後は種も採る。

  人参のうつくしからず花ざかり   (広瀬盆城)

人参の花160

人参の花166

人参の花165

人参の花164

人参の花163

人参の花162

人参の花161
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キンシバイ(金糸梅) ~金の糸、金の縞~
- 2016/06/28(Tue) -
金糸梅160

金糸梅も少しずつ。

たくさんの雄蕊は、なるほど金の糸の集まり。

花言葉を見る。
“きらめき”と“悲しみをとめる”、そして“秘密”など。
どれもが妙。

やってきたのは蜜蜂?

  蜜蜂の山風吹けば金の縞   (永方裕子)

金糸梅161

金糸梅162
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コスモス(Cosmos) ~♪秋でもないのに♪~
- 2016/06/28(Tue) -
コスモス459

コスモスが二つ。
赤いのとピンクの。

秋でもないのに。

昔の歌のように。
ひとこいしくて?
さびしくて?
 
まだ向日葵さえも姿を見せていないのに。

季節外れの花は静かに異時間、異空間に導く。
そして、楽しい想像の世界に誘い出す。

  コスモスの花あそびをる虚空かな  (高浜虚子)

コスモス456
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ガクアジサイ(額紫陽花) ~虫たちのお散歩~
- 2016/06/27(Mon) -
ピンクのガクアジサイ162

薄いピンクのガクアジサイ。

中の真の花も開く。

その小さなお花畑には虫たち。

よりどりみどりで楽しんだろうなあ。

私も紫陽花は好き。

  紫陽花を手折て君の心摘む  (尾上有紀子)

ピンクのガクアジサイ163

ピンクのガクアジサイ161

ピンクのガクアジサイ165

ピンクノガクアジサイ164
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アンネのバラ(薔薇・Souvenir d'Anne Frank) ~少女の思い~
- 2016/06/26(Sun) -
アンネのバラ161

アンネのバラが咲いている。
花は蕾の時から、花開き、そして散り際まで色が変わっていく。

歴史の潮流に翻弄される中で、平和を希求しつつ15歳でその生涯を閉じた少女。
窓辺で外界に思いを馳せ、あるいは心の翼を広げ夢想する多感な少女。
そんな彼女をイメージして作り出された薔薇だという。
正しい名は“Souvenir d'Anne Frank”(アンネ・フランクの形見)。

三日前、沖縄71年目の慰霊の日。
その式典で小学校六年生の少女が自作の詩を朗読した。
タイトルは「平和ぬ世界どぅ大切」(平和の世界が大切)。
詩は命短い蝉の鳴き声を引き合いに、次のように結ばれる。

 平和を願い鳴き続けている蝉の鳴き声だと
 大きな空に向かって飛び
 平和の素晴らしさ尊さを
 私達に知らせているのだと

 人は空に手をのばし
 希望を込めて平和の願いを蝉とともに叫ぼう
 「ミーンミーン」
 「平和ぬ世界どぅ大切」

彼女は将来、教え子に戦争の悲惨さを伝えられる教師になるのが夢だという。

アンネにはどんな夢があったのだろう。

  アンネの像囲みアンネの薔薇香る   (坂田悦子)

アンネのバラ162

アンネのバラ163
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イトバハルシャギク(糸葉春車菊) ~夏色の趣と思い出と~
- 2016/06/25(Sat) -
イトバハルシャギク1600

黄色い花が群がる。
この揺れる鮮やかな夏色はイトバハルシャギク。
大きさ形ともコスモスのように見える。
次から次と咲き続け、蜂などの虫たちを誘う。
その名は糸のように葉が細いことに因む。

「:楽しい思い出」などの花言葉。
♪夏が来れば思い出す~

   くさぐさの色目や夏のおもむきに  (上川井梨葉)

イトバハルシャギク161

イトバハルシャギク162

イトバハルシャギク163

イトバハルシャギク164
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アナベル(Annabelle) ~手毬のよう~
- 2016/06/24(Fri) -
アナベル161

咲くのはアナベル。
小さな花が集まって手毬のようになっている。

蕾の頃は淡緑。
徐々に色を落とす。
そして白く。
 
   ○  八木重吉

 ぼくぼくひとりでついていた
 わたしのまりを
 ひょいと
 あなたになげたくなるような
 ひょいと
 あなたがかえしてくれるように
 そんなふうになんでもいったらいいなあ

切ってポ~ンと空に跳ね上げてみたくなる。

   あぢさゐの毬は一つも地につかず  (上野章子)

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アナベル163

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ノリウツギ(糊空木) ~蟬の声を聞く~
- 2016/06/23(Thu) -
ノリウツギ161

ジジジー、ジジー、ジー、ジジジー。
ははあ。
鳴いている。

耳に届いたのは蝉の初鳴き。
昨日のことである。
季節は蝉にも歌を促す。

糊空木も咲く。
こぼれ落ちるような装飾花はまるで線香花火。
この時期の白い花は涼感を誘う。

  蝉飛んで木陰に入りし光かな (高浜虚子)

ノリウツギ162

ノリウツギ163

ノリウツギ164
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ベニガク(紅額) ~花の色は移り…~
- 2016/06/22(Wed) -
ベニガク161

紅額が少しずつ色を加えていく。

咲き始めは淡い黄緑。
開くと真っ白。
そして今は紅色が添えられて。
このあとさらに紅は全体に濃さをます。

お化粧みたい。
そんな色の移ろい。

夏至も過ぎる。

   この頃の雨読晴読額の花  (鷹羽狩行)

ベニガク163

ベニガク164

ベニガク165

ベニガク162

ベニガク1660

ベニガク166

ベニガク167
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シモツケ(下野・繍線菊) ~ひしめきあって花盛り~
- 2016/06/21(Tue) -
シモツケ162

梅雨時に咲くのは繡線菊。

淡紅色の小さな花がびっしり。
5弁の花びらの中から伸び出る雄しべ。
ぎゅうぎゅうとひしめきあう。

『繍線菊の咲く頃』という物語。

  後の日に知る繡線菊の名もやさし (山口誓子)

シモツケ164

シモツケ163

シモツケ161
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ハナショウブ(花菖蒲) ~6がつのあめのなかで、ぼく、かんがえたよ~
- 2016/06/20(Mon) -
ハナショウブ161

雨は好きである。
もちろん適度な量の雨である。
しとしとの雨ならなおさらである。
用もないのに傘を差して庭へ出てみたくなる。

葉に雨をためた木々の枝が撓んで傘を邪魔をする。
裾のあたりがところどころ濡れるのも嬉しくさえ思える。

草花も日射しの中の時とはまた顔が違う。
♪ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。
童謡ではないが、楽しげに歌っているような表情を見せるのもある。
♪雨に濡れながら佇む…。
もの悲しさや憂いの表情のように見えたりも。

花菖蒲もだいぶ咲きだした。
雨に濡れたのもいい絵姿である。

   はなびらの垂れて静かや花菖蒲  (高浜虚子)

ハナショウブ162

ハナショウブ163

ハナショウブ164

ハナショウブ165
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ドクダミ(十薬)~ド・ク・ダ・ミという音の響き~
- 2016/06/19(Sun) -
ドクダミ644

十文字の白い花はどくだみの花。
庭の隅にひっそりと。
花に見えるのは苞。
蕊のように見える黄色く伸びるのが本来の花だとか。

「ド・ク・ダ・ミ」という音の響き。
太くて重い。

こんな愛らしい花だから。
もっと爽やかな音の重なりの名ならいいのに。

   どくだみの香にたつ土の薄暑かな  (西島麦南)

ドクダミ618

ドクダミ663

ドクダミ667
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ヒョウタンボク(紅花瓢箪木の実) ~これ、毒なんです~
- 2016/06/19(Sun) -
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小さな赤い実がありました。
瓢箪のような面白い形をしています。
でもこの実、毒なんだそうです。
食べられそうにも見えますが…。

5月の花は躑躅色で、巻くような花びらと黄色い蕊のかわいい花でした。
そうそう、名前はヒョウタンボクです。

  薫風に心洗ふ時を得し  (伊藤柏翠)

瓢箪木の実161

ヒョウタンボク
                           五月に咲く花
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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) ~ちょっと違って、そこがまたよくて~
- 2016/06/18(Sat) -
カシワバアジサイ161

柏葉紫陽花は白い。
たっぷりと穂状になって咲く。
重くて茎が持ちこたえられなくなるほど。
名前はその特徴的な葉の形からくる。

紫陽花もいろいろ。
ほかのと違った趣。
ヒトもいろいろ。
個性と魅力。

それぞれの美しさと存在感。

  紫陽花や大きな夢はばらばらに   (加藤楸邨)

カシワバアジサイ162

カシワバアジサイ163

カシワバアジサイ164

カシワバアジサイ165
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ホタル(蛍)  ~ふわ~り~
- 2016/06/18(Sat) -
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昨夜夕食後、揃って蛍を見に行った。
地区の人々が大切に守っているホタルの生息地が近くにある。
歩いて15分程の所にある小さな川の一帯がそうで、毎年行く。

上流から下流に向かって川沿いの道を歩く。
黄緑色の光が目の前をふわりと横切る。
いたいた、あそこにも、そこにも。
木にとまるもの、草むらにおりるもの、そして手にもとまる。
暗闇の中のそこかしこでやわらかに点滅する。
あるいはその軌跡がゆらゆらと残像のようになって浮かぶ。

子どものように無邪気に喜びを感じる。
今ある時間と空間に平和であるからこそと思ったりする。
今年もそんな夜のひとときに身を置くことのできる幸せをかみしめながら帰途に就く。

  蛍獲て少年の指みどりなり  (山口誓子)

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アルストロメリア(Alstroemeria・百合水仙) ~切って飾ります~
- 2016/06/17(Fri) -
アルストロメリア161

夕方、広報が流れる。
「役場産業観光課から熊の目撃情報をお知らせします」
「本日午後4時頃、……地区の…寺付近で熊が目撃されました」
「近くを行動される際には十分注意をしてください」
今年は暖冬の影響で、熊の餌となる木の実などにも変化が見られるようだ。
木々が早く成長したため、この時期の実りも早く終わり、食べるのが少ないようである。
それで山から下りてきているのだろう。

アルストロメリアを切った、
部屋に飾った。

  人里に下りて行かねばならぬ熊  (安原葉)

アルストロメリア162

アルストロメリア163

アルストロメリア164

アルストロメリア165

アルストロメリア166
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ウメモドキ(梅擬の花) ~陽当たりをよくする~
- 2016/06/16(Thu) -
ウメモドキ161

柿がだいぶ枝を伸ばしている。
その近くの木や花が日陰になる。
登って剪定をする。

梅擬に花がついている。
一つ一つは3㎜から4㎜ほどと、とても小さい。

だいぶ日が当たるようになった。

  澄むものは空のみならず梅擬 (森澄雄)

ウメモドキ162

ウメモドキ163
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タマネギ(玉葱) ~蜂の巣と女王蜂~
- 2016/06/16(Thu) -
タマネギ161

カレンダーにメモが一枚貼ってある。
〈ハチの巣注意!〉
 ①居間の窓ガラスの上
 ②物干しベランダの奧
 ③作業小屋の入り口の上
それぞれの場所で一匹のアシナガの女王蜂が巣を作っている。
今はどれも直径が4㎝程。
すでにいくつかのハニカムの個室は蓋で覆われている。
中でベビー達が成長しつつあるのだろう。
いつもならすぐ取るのだが、訳あって少し様子を見ている。
働き蜂がその仕事に加わる前には取ることにする予定だ。
しばらくは刺激しないように、窓あけや洗濯物干しや小屋の出入りに気をつけつつ。

玉葱を収穫した。
頬を寄せ合うようにくっつきあうのも。
まずまずだ。

  玉葱のくび玉葱で括りたる  (早川志津子)

タマネギ163

タマネギ164

タマネギ162
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バイカウツギ(梅花空木) ~梅雨時の花~
- 2016/06/15(Wed) -
バイカウツギ161

朝陽を浴びて白い花。
梅花空木も咲く。
名はその形が梅の花に似ているからというのだろう。
でもこの花びらは四つ。
清楚な花だ。

「おはようございます」
毎朝、ランニングをする若い女性が声を掛けて走り去る。

   書架の書の一つ逆しまはしり梅雨   (林翔)

バイカウツギ162

バイカウツギ163
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クリ(栗の花) ~またこの匂う季節~
- 2016/06/14(Tue) -
栗161

また今年もその強い匂いが広がる。
栗の花から放たれる。

木全体が象牙色の長い花穂に覆われる。
それは小さな花が多数に集まる雄花。
雌花はその付け根に小さく丸い姿で一つだけ。
数日もすれば垂れ下がる雄花はすべて落ち、地面を埋め尽くす。
受粉が整った雌花はそのまま木に残り、秋まで成長を続け、そして実となる。

この独特の匂いで、季節が梅雨さなかにある事を私は実感する。

   栗咲く香この青空に隙間欲し  (鷲谷七菜子)

栗162

栗163

栗164
                               雄花
栗165
                               雌花
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キハギ(木萩) ~河川清掃ですっきり~
- 2016/06/13(Mon) -
キハギ459

長靴に長袖に帽子に、厚鎌、身支度OK。
5時30分、軽トラに乗って出発。
早朝から全町あげての河川清掃である。
毎年この梅雨時、地区を流れる川の中の伸びた葦などを切り取り片付ける。
山に近く傾斜地が多い当地では小河川といえども、大雨の時は侮れない。
この作業は、川の氾濫による災害を防ぐための昔から続く地区総出の「結」の一つである。
川の中に入るのは鎌隊と草払い機隊、土手で待つのは刈り取った草木を川から引き上げるロープ隊。
軽トラ隊は私を含め5台、集められた草を荷台に堆く積み込んで、離れた処分場まで運ぶ。

終わったのは7時を少し回る頃。
作業を終えた川の様子は、床屋へ行った後のようにさぱっぱりすっきりしている。
河川清掃は秋の道作りとともに、地区にとって欠かすことのできない大事な行事である。

叢生した木萩に紅紫の花が咲いている。

  六月の風にのりくる瀬音あり  (久保田万太郎)

キハギ456

キハギ457

キハギ458
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ヤエドクダミ(八重十薬) ~それぞれの味わい~
- 2016/06/12(Sun) -
ヤエドクダミ161

私はドクダミの匂いはキライではない。
それは多くの人に敬遠されるように、確かにいい香りとは言えない。
でもその特異なところに味があるとさえ思ったりする。
人の個性同様に、花も色々でそれぞれがまたいい。

八重のも庭のそこここに。
段々となって五重塔のよう。
なかなかの造形美。
花として魅力を感じる。

   どくだみの思ひつめたる香りなる  (中村房枝)

ヤエドクダミ162

ヤエドクダミ163

ヤエドクダミ164
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ヤマアジサイ(山紫陽花) ~あぢさゐに貌あり~
- 2016/06/12(Sun) -
山紫陽花476

梅雨入りだと言われてからのその後、雨がない。
気温の上昇に加え、強い陽射しに土も乾く。
そろそろ、お湿りが欲しい。

山紫陽花も咲く時。
林辺が似合うそんな佇まい。
素朴で控え目で…。

   かなしみはかたまり易し濃紫陽花  (岡田日郎)

山紫陽花487

山紫陽花485

山紫陽花478
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バイカウツギ(梅花空木・ベルエトワール) ~♪花びらの白い色は 恋人の色…~
- 2016/06/11(Sat) -
エトワール161

まだ夜の明けぬうちから鳥の声が賑やかである。
幾種類かが混じり合うが、それぞれがうまく調和する。
まるで軽快な合唱のようにも。
鳥たちも早起きだ。

周りが白々となれば声は更に加わる。
そういえば日の出もだいぶ早くなった。
ここらで、4時36分頃だという。

へりが波打つ飾りを持つ白い花はバイカウツギ・ベルエトワール。
花びらの底には隠れて牡丹色。
黄色い蕊からはほんのりの甘い香り。

   夏の朝真白き花の香りかな  (あや)  

エトワール162

エトワール163
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ヒメシャラ(姫沙羅) ~「姫」を冠すのは~
- 2016/06/10(Fri) -
ヒメシャラ161

白く咲くのは姫沙羅。
名に「姫」を冠するものは、およそ本家より小さいもの、愛らしいものを意味する。
姫沙羅も同様に沙羅よりも花は小振りである。

ラジオのキャスターが告げる。
「晴れて気温が上がります。紫外線も強くなりますので紫外線対策もなさって下さい」

このところ帽子が欠かせない。

  六月の日に晒したる手足かな  (長谷川春草)

ヒメシャラ163

ヒメシャラ162
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ハコネウツギ(箱根空木) ~身の回りの普通の情景に~
- 2016/06/09(Thu) -
ハコネウツギ161

近くでは田植えも済む。
水の上に整然と並んで顔を出す苗。
人と機械の作り出す美しい情景。
味わい楽しませていただく季節感。

白い花とピンクの花と赤い花。
箱根空木は色移りの花。
そして枯れ色で終わる。
まるで人の一生のように。

   忽ちに一枚の田を植ゑにけり  (高浜虚子)


ハコネウツギ162

ハコネウツギ163
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ハクチョウゲ(白丁花)  ~風抜ける中に~
- 2016/06/09(Thu) -
ハクチョウゲ161

窓の外で燕がスーッ、サーッ。
そしてシュッと身を翻す。
その飛ぶ軌跡が美しい。
どこか近くの家で巣を作っているのだろうか。

細い枝に小さな白い花。
花びらには薄い赤紫の筋。
白丁花も咲く。
葉には黄色い縁取り。
夏の花がまた一つ加わる。

  つばくろに仕ふる空となりにけり  (山西雅子)

ハクチョウゲ162

ハクチョウゲ163

ハクチョウゲ164
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アマチャ(甘茶) ~だんだんに~
- 2016/06/08(Wed) -
アマチャ164

だんだん始末しなくてはと思うこの頃。
これからのことを考えると、いろいろをすっきりさせるのがいい。

栃を伐った。
もう一本は今度の週末に。
来週あたりは「桂」と「桜」もと。

欲の心、要らない心もこうしてすっぱりと根元から切り捨てられるといいのだが。

いろいろの紫陽花も開いていく。
自分のこの時を知って。
甘茶には普通の紫陽花と違って野の趣がある。

   童うた流れる庭に甘茶の花  (あや)

アマチャ163

アマチャ162

アマチャ161
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