クリスマスローズ(Christmasrose) ~温気もさざ波のように~
|
- 2016/02/26(Fri) -
|
![]() 桜樹の下にクリスマスローズ。 うふふ。 ウフフ。 まったね。 マッタネ。 きもちいいね。 キモチイイネ。 花たちの笑い声が聞こえてきそうな日和。 空の色も穏やかにやわらかに春めく。 春めきてものの果てなる空の色 (飯田蛇笏) ![]() ![]() |
バキ(椿) ~私は何する~
|
- 2016/02/25(Thu) -
|
![]() 安曇野ではコハクチョウの北帰行が始まったという。 暖かな風と光がまたひとつ季節移りを告げる風物詩を生む。 やわらかに咲く椿。 鳥たちは温む水を感じて行動する。 花たちも時を感知し花びらを開く。 私は樹を伐る。 うつし世に浄土の椿咲くすがた (水原秋桜子) ![]() ![]() |
カゴシマコウバイ(鹿児島紅梅) ~梅の花見て怒らず~
|
- 2016/02/18(Thu) -
|
|
スノードロップ (snowdrop) ~可愛いなあ~
|
- 2016/02/16(Tue) -
|
![]() 冬葉色が広がる中にスノードロップ。 雪の雫? うん、うん。 開いた姿はランプのようにも。 土の下で温もりを感じながら、ちゃんと出てくるんだなあ。 花の中の小っちゃな薄緑模様。 ん?「人」の字。 可愛いなあ。 花言葉は〈希望と慰め〉だって。 それ以来誰にも逢はず春浅し (鈴木花蓑) ![]() ![]() ![]() ![]() |
クンシラン ~木の芽起こしの雨降る2月14日~
|
- 2016/02/14(Sun) -
|
![]() 太い音が屋根を叩いている。 ずっと先の季節のような雨だ。 暖かな朝だ。 どこかで春一番が吹いたとか。 木々も衣替えを促される。 花も色化粧を促される。 部屋のクンシランも装い始めている。 もつれつゝとけつゝ春の雨の糸 (鈴木花蓑) ![]() |
リンゴと黒い帽子 ~彩色木彫~
|
- 2016/02/10(Wed) -
|
![]() ボレロを聴きながら。 リンゴに着色する。 帽子は薄黒に。 服は濃朱。 顔は地色を生かす。 胸に穴を開ける。 リンゴに棒を付けて挿し込む。 うまく嵌まる。 ひとまず終了。 冷える足、暖かい膝掛け。 紅茶を啜りながら。 我恋は林檎の如く美しき (中川富女) ![]() ![]() |
ロウバイ(臘梅) ~また字を確かめ、うふふふふ~
|
- 2016/02/08(Mon) -
|
![]() 臘梅のその艶やかな花びら。 透き通るやさしい黄色。 今は蕾、蕾、蕾、花と、蕾の中に少しの花。 にっこりを誘う。 いい香り。 何かに似ている。 鼻を近づける。 紅茶? ヒヤシンス? いずれにしても、鼻の奥まで届くキューンとした深い香り。 二枝折る。 臘梅の臘の字書けずうふふふふ (あや) ![]() ![]() ![]() |
干し柿 ~ささやかな楽しみ~
|
- 2016/02/06(Sat) -
|
![]() お茶に干し柿。 吊したのは11月の中旬。 正月には間に合わせようと。 取って剥いて干して、揉んで転がして。 手を加え形が変わり出来ていく喜び。 心も遊ぶ。 少し色黒で見栄えは悪い。 白い粉はそれなりで甘さは十分。 自分の手で作る小さな生活の中のささやかな楽しみ。 干し柿の暖簾が黒く甘くなる (山口誓子) ![]() ![]() ![]() |
キジバト(雉鳩) ~スローな時間~
|
- 2016/02/05(Fri) -
|
![]() キジバトが柿の枝に降りて止まる。 後ろ姿のまま、静かにしている。 いつもは2羽で来ることが多い。 パートナーでも待っているのだろうか。 蝋梅の蕾に目を向けた。 首を伸ばす。 嘴の先に水滴が一つ。 味は? 一羽のまま、去って行った。 キジバトのいる時間はのんびりゆったりでいい。 風の耳拾いあつめし二月かな (木村敏男) ![]() ![]() ![]() |
カゴシマコウバイ(鹿児島紅梅) ~心も衣更着に~
|
- 2016/02/03(Wed) -
|
|
フクジュソウ(福寿草) ~咲いたね~
|
- 2016/02/02(Tue) -
|
![]() 福寿草の黄色が三つ。 「咲いたよ」といえば「咲いたね」と空から聞こえる温もり。 ♪春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが赤い鼻緒の じょじょはいて おんもへ出たいと 待っている♪ 二月二日、そんな歌の思いの時。 枯葉の上にも小さな春。 福寿草むかしはらから睦みけり (樋笠文) ![]() |
| メイン |
|