バラ(薔薇・ゴルデルゼ・Goldelse') ~漂う色と香りの中に~
- 2014/05/31(Sat) -
ゴルデルゼ1405311

ゴルデルゼ。
金のエルゼ。
やわらかなクロームオレンジの八重。

バラも見頃。
色と香りに包まれる。
雀もその下で遊ぶ。

   雑然の薔薇と薔薇間抜け歩く (文)

ゴルデルゼ1405312

ゴルデルゼ1405314

ゴルデルゼ1405313
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アヤメ(白花アヤメ) ~五月が終わる~
- 2014/05/31(Sat) -
白花アヤメ1405311

白いアヤメです。
普通のアヤメに比べ華やぎはありません。
むしろ素朴とかあるいは質素という形容が似合うかもしれません。
どこかにいる控え目な女性のような楚々たる風情です。

五月も終わります。
節目節目を大切にと思います。

   二つ三つ白あやめ咲く五月尽   (文)

白花アヤメ1405312

白花アヤメ1405313
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チャイブ(Chives・西洋淺葱) ~ラジオからは「紫外線にも注意しましょう」と~
- 2014/05/30(Fri) -
チャイブ1405301

いつもならもっと多いのだが。
今年は数えるほどだ。
淡紫のチャイブである。
昨年植え替えをしたからなのかもしれない。
あるいは8年ほど経つので、株が弱っているのか。
花が終わったらもう一度場所を選んで移すことにしよう。

   チャイブ見る肌をしまう五月末   (文)

チャイブ1405302

チャイブ1405303

チャイブ1405304
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シャクヤク(芍薬・氷点) ~夕立がありまして~
- 2014/05/30(Fri) -
氷点1405301

花びらが幾重にもなる白い芍薬。
ところどころに少しの赤い模様。
名に「氷点」と付く。

轟く雷鳴。
一瞬の光の筋。
激しい夕立。
あっという間の水たまり。
季節はそろそろ次へ。

  そろひ咲く白芍薬よ朝の庭  (阿部ひろし)

氷点1405302

氷点1405303
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バラ(薔薇・アンネのバラ) ~アンネの思い~
- 2014/05/29(Thu) -
アンネのバラ1405291

今年もアンネのバラが咲いた。
花色は蕾から散り際までに変わっていく。
そのどの時も豊かな表情。
日々多感な少女のように。

夢見るアンネの顔。
平和を希求するアンネの思い。

   薔薇が咲くアンネのバラが静に咲く  (文)
 
アンネのバラ1405292

アンネのバラ1405293

アンネのバラ1405294
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シャクヤク(芍薬) ~牡丹との関係~
- 2014/05/29(Thu) -
芍薬1405291

なるほど、聞いてはいたが。
そういうこともあるんだ。

芍薬の花だ。
咲き終わった牡丹の根元から。
二輪咲いている。

多くの牡丹は台木に芍薬を使っているのだと本で読んだことはあった。
時に元の芍薬が顔を出すのだと。
放っておくと牡丹本体が弱って枯れてしまうとも。

可愛そうだが根元から切り、土を盛ってをかぶせるとしよう。

  芍薬や心乱れて切り花に (文)

芍薬1405292

芍薬09
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カキツバタ(燕子花・燕子花図屏風) ~光琳の絵を思い出しつつ~
- 2014/05/28(Wed) -
燕子花図屏風
『尾形光琳 燕子花図屏風(国宝)』
燕子花図屏風右隻
『右隻』
燕子花図屏風左隻
『左隻』

燕子花図屏風を観に行こう。
そう思って、東京青山の根津美術館に出かけたのは先々週の週末だった。
地下鉄銀座線の表参道駅で下車し、「みゆき通り」に沿って歩く。
有名ブランド店やカフェなどが並ぶハイセンスな都市空間に田舎者の私は眼が定まらない。
青南小学校を左に見てほどない交差点の正面に美術館はある。
まずは透視図を見るかのような竹で覆われた壁の長いエントランスが迎える。
その和の様式美の中を歩くだけで鑑賞に向かう意識を心静かにさせる。

「燕子花図と藤花図」~光琳、応挙美を競う~の最終日だった。
入る。
何はともあれ「燕子花図」。
これが光琳。
六曲一双ゆえ、離れて遠くから全体を、近づきそれぞれ左右の隻を。
さらには燕子花の配置と一つひとつの花の描き方を。
江戸のポップなアーチスト光琳の繰り返しの図案を確かめつつ。
色はほぼ金と青と緑、その三色だけで燕子花の生命と咲き広がる空間と紡がれる江戸の時間が見事に存在する。
花には燕子花特有の白いネクタイは目立たない。
左隻に目を凝らせばそれはかすかに描かれているのが分かるのだが、それも抑えられている。
意識したものだろうか。
でも、やはり美術史に欠かせない光琳の傑作。
ぐるりぐるりと一通り見て、また「燕子花図」に戻ると、家人はその前にずっと居た様子。
他の作品を観ることにエネルギーを削がれたくないほどの打たれた感動のようだ。
その昔、春草の「落葉」を見たときも、じっとその前で動かずそうだったことを思い出す。
新橋のホテルで寛いだ時も、しきりに「燕子花図」に出会えた歓びを言葉を駆使して話す。
鑑賞した絵に対してこんなに興奮気味な家人の姿は久しぶりである。
常はあまり美術に興味は示さないだが。

あれから10日、家の庭でも燕子花が咲いている。
数は少ないが、あの光琳の絵を頭で再現しながら見る。
アクセントとしての白いネクタイはどの花にもくっきりと見える。

  よりそひて静なるかなかきつばた (高浜虚子)

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カキツバタ1405282

カキツバタ1405284

カキツバタ1405283
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ツボサンゴ(壺珊瑚・Heuchera・ヒューケラ) ~たしか赤い珊瑚のカフスもあったはず~
- 2014/05/27(Tue) -
ツボサンゴ141

赤い花はツボサンゴ。
この時期に咲くのだった。
咲いてそうだったのだと気がつく。
あれが終わり、それが開けばこれが顔を出す。
花は嬉しい。

気温が。
7月上旬並みの暑さになりそうですとか。
4月下旬の最高気温となるでしょうとか。
昨日と今日で10度近くも違う。
体も戸惑う。

  壺珊瑚思い出昔屈み見る   (文)

ツボサンゴ142

ツボサンゴ143
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ジャーマンアイリス(German iris・ドイツ文目) ~白い花びらもありまして~
- 2014/05/26(Mon) -
ジャーマンアイリス1405262

白い花。
少しの白。
混じあう白。
棲み分ける白。
白のある花びら。
ジャーマンアイリスのDNA。

  アイリスの色の数だけ秘めし心 (文)

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ジャーマンアイリス1405261

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バラ(薔薇・ミニュエット) ~クラシックを聴きながら~
- 2014/05/26(Mon) -
ミニュエット1405260

次々の薔薇。
色の楽しみ。
形の楽しみ。
大きさの楽しみ。
そして香りの。

これはミニュエットという。
花びらが濃いピンクで縁取られる。
変なたとえだが、まるでお菓子で作られたような色合いだ。
長い付き合いになる。
これからもずっと一緒に。

   わが庭の薔薇見て薔薇の季とおもふ  (能村登四郎)

ミニュエット1405262

ミニュエット1405261

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ジャーマンアイリス(German iris・ドイツ文目) ~いろいろに色々の色アイリス~
- 2014/05/25(Sun) -
ジャーマンアイリス1405251

30℃近くになりそうだとの予報。
季語、用語では「盛夏」まだずっと先だと思うのだが。
地に映る影を見れば、はっきりとした黒い輪郭。
急激な変化に体も少し戸惑う。

予報士は「エルニーニョ現象」も出現しそうだと。
世界も落ち着かない。
地球も落ち着かない。

ジャーマンアイリスに色が加わる。
そんなことを楽しむ小市民の平和。

  アイリスに平和と幸せの色合わせ  (文)

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バラ(薔薇・ハニーディジョン・Honey Dijon) ~生まれる色~
- 2014/05/25(Sun) -
ハニーディジョン1405251

目立つ色ではない。
花の色としてはけっして。
黄色でもなく。
渋いブロンド?
淡いブラウン?
黄土色、蜂蜜色?
ベージュに近いか。
絵の具の混色によって生まれたような微妙な色。
そんな薔薇、ハニーディジョン。
調べるとDijonはフランス中部の都市の名だとある。
そしてマスタードの生産地だと。
だとしたら、辛子色からか。

薔薇の色の生み出す人。
薔薇の色に惹かれる人。

セルリアンブルー。
コバルトブルー。
ターコイズブルー。
スカイブルー。
マリンブルー。
鮮やかな「青」、爽やかな「青」、深い「青」の薔薇もいつかそばに置いてみたいものだ。

  わび色の薔薇ある五月の判決かな  (文)

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ハニーディジョン1405253
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コデマリ(小手毬l) ~花毬は虫の遊ぶ場~
- 2014/05/24(Sat) -
コデマリ1405241

白い小さな花がい~っぱい。
それが集まって丸くなって毬の様で。
それで小手毬。
見ればまたこれも小さな虫たち。
そこはいい場所なんだ。

   小手毬の花にこの虫その虫遊びけり  (文)

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バラ(薔薇・カクテル・Cocktail) ~酔えば色を差していく~
- 2014/05/24(Sat) -
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ひらひらひらひら。
濃朱色の一重バラ。
花びらの底は鮮やかな黄色。
それは進むと徐々に白に。
そしてさらには全体赤く。
カクテルという。
ふらふらふらふら。

  飲む如く顔色移る薔薇のある (文)

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カクテル1405243

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バラ(薔薇・ペティナ78) ~バラの唄~
- 2014/05/23(Fri) -
ペテイナ781405234

五月下旬。
長いスタンバイから。
薔薇も。
スタートはペティナ78。
品のいい爽やかオレンジ。

隣でもその隣でも。
次の色次の色の薔薇。
またその季節。

   薔薇が咲く生まれは知らないオレンジの (文)

ペティナ781405231 

ペティナ781405232

ペティナ781405233
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ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ) ~白い花が咲いてた~
- 2014/05/23(Fri) -
ナンジャモンジャ1405231

開いたばかりの青々とした若い葉の周りが白い。
少し遠目では木に雪がかかったように見える。
ナンジャモンジャノキに花が咲いた。
4枚に深く切れ込んだ細い花。
これが一斉に咲いたのだ。
コレハナンジャモンジャ。
ミゴトナモンジャ。
ドンナモンジャ。
こんなもんじゃ
あんにゃもんにゃ。

思い出した。
山崎方代(ほうだい)の歌。
「生まれは甲州鶯宿峠に立っている なんじゃもんじゃの股からですよ」

   方代生まれたナンジャモンジャの花が咲く(文)

ナンジャモンジャ1405232

ナンジャモンジャ1405233

山崎方代こんなもんじゃ
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エクスバリー・アザレア(西洋躑躅・Exbury Azalea) ~好き~
- 2014/05/22(Thu) -
エクスバリーアザレア1405221

あるのは家の片隅。
この花にとっては正直いい場所とは言えない。
建物の壁に接し、梅と百日紅と山法師の下。
自ずと日陰になるところ。
少しの陽の当たる場所に枝を伸ばし花を付ける。
こうして健気に咲くのはエクスバリー・アザレア。
やわらかなオレンジ。
落ち着いた色合い。
好き。

  さしのぞく窓につつじの日あしかな  (内藤 丈草)

エクスバリーアザレア1405222
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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) ~今年はたっぷりと~
- 2014/05/22(Thu) -
西洋石楠花1405221

西洋石楠花。
これは道のそば近くにある。
去年は一輪も咲かなかった。
肥料の与え方や育て方だったかもしれない。
今年はたっぷりの花である。
下の方はその重みを支えきれなくなってビオラに覆い被さっている。
これは気の毒、剪ってやろう。
花蜂が花に入る。
楽しんだろうなあ。

  蜂が来る火花のやうな脚を垂れ  (鷹羽狩行)

西洋石楠花1405222

西洋石楠花1405223

西洋石楠花1405224


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トチ(橡・栃の花) ~木に咲くモニャモニャの花~
- 2014/05/22(Thu) -
トチノハナ1405221

栃に花が咲く。
黄白色の花が咲く。
穂状の花が咲く。
高い高いところで咲く。
アップにしてみるとモニャモニャした花。
これらが秋には艶々とした実に。

この木、今年は切ろうかと思案している。
夏は日陰を作って涼しくしてくれありがたいのだが。
バサリと落ちる落葉、あるいはネバネバベとした春の新芽の始末を思うと。

   橡の花逞しき穂の出そろへり  (林 徹)
 
トチノハナ1405222

トチノハナ1405223
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クンシラン(君子蘭) ~蟻の目で遊ぶ~
- 2014/05/21(Wed) -
君子蘭1405211

鮮やかなオレンジの花がまとまり咲く。
君子蘭だ。
花はいくつあるんだろう。
1、2、3、4、5、6、7、8、9…。
見事なもんだ。
それにしても高貴な名前。

近づいて見ていると、蟻に変身して花の中に潜り込んで探検したいと思ったり。

    君子蘭蟻頭をふりて頂きに  (加藤楸邨)

君子蘭1405212

君子蘭1405213
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ハナビシソウ(花菱草・カリフォルニアポピー) ~風と陽射しがよく似合う~
- 2014/05/20(Tue) -
ハナビシソウ14052011

風に揺れるのは花菱草。
白、オレンジ、そして黄色からオレンジへのグラデ-ション。
それらが混在して広がる。
実はこれらはこぼれ種から生まれた花たち。
白花は今年初めて加わった。
そんなこともあるのだ。
強くなった五月の陽射しを浴びて、次々に咲いていく。
心地よさそうに花菱草の咲く庭。

そういえばカレル・チャペックの「五月」にはその名は出てこなかった。

   待つ胸に形なして行く花菱草  (野崎明子) 

カリフォルニアポピー1405202

カリフォルニアポピー1405203

カリフォルニアポピー1405204

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ビバーナム・スノーボール(西洋手まり灌木) ~五月の花~
- 2014/05/19(Mon) -
ビバーナム1405191

オオデマリにも似ている。
紫陽花のようでもある。
手まりのように丸く。
そして色変化。
今は薄黄緑。
次第に白に。
これはバーナム・スノーボール。

五月には五月の花。

  考ふることもまぶしき薄暑となる  (細見綾子)

ビバーナム1405192

ビバーナム1405193
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ジャーマンアイリス(German iris・ドイツ文目) ~色の楽しみ~
- 2014/05/18(Sun) -
ジャーマンアイリス1405181

まだぽつぽつだが。
ジャーマンアイリスも蕾の包みをほどき始めた。
たっぷりとした花びら。
鹿鳴館の貴婦人のドレスを思わせる。
今は青味の色と赤味の色の花が先行する。
だんだんに他の色も加わって舞踏会のような装いに。
日々に加わる花色の楽しみ。

  アイリスを見ゆる一眼にて愛す (日野草城)

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ジャーマンアイリス1405183

ジャーマンアイリス1405184

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ブルーベリー(blueberry) ~この白い花が濃いブルーの実になるんだ~
- 2014/05/17(Sat) -
ブルーベリー1405171

釣鐘のような白い花。
たくさんたくさん。
これがブルーベリー。
これが青い実に。
さて、今年はどのくらい?
た・の・し・み。

そうそう、つけくわえよう。
ブルーベリーは秋の紅葉もなかなかのもん。
花を愛で、実を味わい、葉で楽しむ。
一つでそんなの、あまりないぞ。

  白鐘花すべてが実にと皮算用   (文)

ブルーベリー1405172
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アヤメ(菖蒲) ~山のリズムのよう~
- 2014/05/17(Sat) -
アヤメ1405173

あやめ。
あやめあやめ。
あやめあやめあやめ。
あやめ。
あやめあやめ。
あやめ。
あやめあやめあやめあやめ。
あやめあやめあやめ
あやめあやめ。
あやめ。
あやめあやめあやめ。
あやめあやめ。
あやめ。

そんな並びのあやめ。

花の中に見える。
黄色と紫で作る模様。
それが文目。

   花と花やまなみのごと青文目  (文)

アヤメ1405172

アヤメ1405171
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キジバト(雉鳩) ~生まれたんだ~
- 2014/05/16(Fri) -
キジバト1405161

愛鳥週間だという。
鳥たちが愛を育む季節、子育ての季節である。

二週間少し前のことだった。
キジバトがアトリエのそばにある樅の木で巣を温めていた。
2メートルほど高さの枝の上、背を伸ばせばその顔が見える。
その間、強い雨もあったし、急激な気温の上昇もあった。
それでも彼はじっと巣の上に座したままだった。
昼間の抱卵はイクメンの役目らしい。

昨日、親鳥が巣を離れたのを見計らって巣を覗く。
やわらかな白い毛をまばらに付けたあどけない顔の雛が二羽。

親鳥が帰ってきた。
落ち着いている。
私を信頼してくれているのか。

降りて、デデッポッポー、デデッポッポー、デデッポッポーと啼く。
長閑だ。
ここ数年、庭でこうした光景が。

二週間後の巣立ちまで、静かにそっと見守りたい。

  五月巣にあどけなき雛の顔二つ   (文)


キジバト1405164

キジバト1405162

キジバト1405163
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アメリカスミレ(ビオラ・ソロリア フレックルス) ~可愛いそばかす~
- 2014/05/16(Fri) -
アメリカンスミレ1405161

髪は赤毛で顔は青白く、そばかすだらけ。
頭の回転がよく、口達者。
想像力豊かでロマンチスト。
アンはそんな女の子。

アメリカ生まれの菫はビオラ・ソロリア フレックルス。
薄青の花びらに濃い青の斑点。
この花を見る度に私はなぜか「赤毛のアン」を思い浮かべる。

   かたまつて薄き光の菫かな  (渡辺水巴)

アメリカンスミレ1405162

アメリカンスミレ1405163
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クジャクサボテン(孔雀仙人掌) ~う~ん、美しい~
- 2014/05/15(Thu) -
孔雀仙人掌1405151

数えると蕾は5つ。
その一つに反りが見えだした。
そろそろだと思った。
そして昨日の朝、花が開いた。
いい香りが部屋に広がる。

ご夫婦での来客があった。
その香りの中で花や野菜作りなどに話が弾んだ。
タイミングもよく、涼やかな時を過ごした。

赤い孔雀仙人掌。
家に来ていただいて12年ほどなる。
重なる艶やかな花びら。
たくさんの細い雄蕊。
1本だけ伸び出る雌しべ。
落ち着いた優美。
孔雀の名もうなずける。
後ろ姿もなかなか美形である。

残りの蕾の大きさは2㎝から10㎝ほど。
それぞれ順番待ちのようである。

  さぼてんの花眺めつつ花談義  (文)

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孔雀仙人掌1405153

孔雀仙人掌1405154
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アマドコロ(甘野老) ~甘味があるという~
- 2014/05/14(Wed) -
アマドコロ1405141

緑白色の風鈴。
いくつも並ぶ。
その音を聞くのは仲良し虫たち。
メロディーは「初夏の風」。

地下茎に甘味があるから「甘野老」だと。
掘って食べた人がそんな名前を付けたんだ。

「風鈴花」などの方が似合うと思うんだが。
あるいは「鈴百合」とか。

  木漏れ日と親しみ咲ける甘野老 (福原十王)

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ボタン(牡丹・御国の曙) ~チュチュと朝陽と~
- 2014/05/14(Wed) -
御国の曙1405141

白牡丹。
これは「御国の曙」という
花びらに細い切れ込み。
チュチュのような軽やかで繊細な感。
風とともに踊る。
黄色い蕊の中に雌しべを包む赤い花盤。
それは昇る朝陽と伸びる黄色い光。
「曙」の名はその様子に因るものか。

   牡丹に息を濃くして近寄れる  (草間時彦)

御国の曙1405142

御国の曙1405143
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