ウマオイ(馬追い) ~時にはタイムをとる~
- 2013/08/14(Wed) -
キリギリス

河合隼雄の昔の本を読んでいた。
寝るほんの少しの時間に開く。

中にある言葉のいくつかを受け容れる。
 -ゆらぐ時は、変わる時-
 -クリエイティブ・イルネス(創造の病)-
 -忘れる時と、意識する時-
 -自分の中から合図が来る-
 -人生に絶対正しいという答えはない-
 -自分の中の「もうひとりの私」に気づく-
 -問い続けるうちに訪れる、一瞬の「時」-
 -好きなことを、突きつめていくと-
 -「私」のまわりには、いつも「あなた」がいる-
 -日照りも嵐もあって人生-
 -まず、自分の孤独を自分自身が引き受けること-
 -徹底して逃げる(捨てる)のが必要な時も-
 -外からみた形よりも、内側を大切にする-
 -人間たちは、あたまで考えすぎる-
 -「出来るようにしか出来ない」…当たり前が大事なこと-
 -八方ふさがりになった時、聞こえる声-
 -魂のレベルは、常識的なモラルを超える場合が多い-
 -つまづきイコール発展-
 -失敗しつつ学ぶ生き方-
 -にもかかわらず「やる」と決意する-
 -人生、時にはタイムをとる-
  …………………
昔の本を繰り返して読むことが多くなった。

朝3時、ペルセウス座流星群を見ようと外に出た。
しばらく見上げていたが一つも見えなかった。
部屋に戻りパソコンで文を起こしていたら、ウマオイが来て本棚の横に留まった。
どこから入ってきたのだろう。
私が外に出た時に一緒に入ってきたのだろうか。
そのうちパソコンの上縁に留まった。
そして私が打つキーの近くへ降りてきた。
そういえばしばらく前に立秋だった。
虫たちも少しずつ自分の季節の準備を始めたようだ。

今日は少し守備のタイムを取ろう。

   わが胸の骨息づくやきりぎりす ( 石田波郷)


キリギリス 

きりぎりす
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